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日常英会話を本でマスターできる6つの理由

はじめに

日常英会話をマスターするには、英会話学校に通ったり、海外留学しなければ無理なんだろうと考えている人が多いと思います。しかし、英会話学校や海外留学に行くのは、かなりの勇気と決断が必要ですよね。もちろん、かなりの費用も必要です。 ところが、英会話学校にも、海外留学にも行かずに、日常英会話をマスターしている人たちがいます。その人たちは、日常英会話を「本」でマスターしたのです。その理由とは何でしょう。

英会話学校や海外留学に行けばできるようになる?

英会話学校や海外留学に行けば、日常英会話なんてすぐにできるようになるという話をよく聞きます。果たして、それは本当でしょうか。答えは「いいえ」です。もちろん、英会話学校や海外留学に行ったことで、日常英会話ができるようになる人がいないわけではありません。 しかし、その人たちは、英会話学校や海外留学に行ったことだけで日常英会話ができるようになったのではありません。もしも、英会話学校や海外留学に行っただけで日常英会話ができるようになったと言う人がいたら、その人は超のつく大天才に違いありませんが、そのような人は本当にいるのでしょうか。

日常会話は簡単な会話?

日常英会話とひと口に言っても、その範囲は膨大です。「日常」とつくと、つい簡単な英会話だと思いがちですが、考えてみてください。私たちが、普段話している日本語での日常会話は、簡単なことばかりではありません。たとえば、「もっとお金があれば、いい服が買えるのにー。」とか、「今日は遅くなるから、晩ごはんいらないよ。」など、このようなことを、とっさに言えるでしょうか。言うだけでなく、そう英語で言われた時に、すぐ理解できるでしょうか。 実は、母国語であっても、英語のような外国語であっても、日常会話というのは、簡単な会話ということではないのです。さらに、簡単でないだけではなく、その範囲はとてつもなく広いのです。ですから、この点から考えると、ビジネス英語や専門分野の英語の方が、使われる単語や会話のシーンなどが限定されるので、日常英会話よりも簡単であると言えるのです。

留学したら話せるようになる?

英会話学校に行って日常英会話を学ぶとしても、そのレッスンで学んだ内容は使えるようになるかもしれません。しかし、日常英会話の全範囲をマスターするためには、レッスンを何度受けなければいけないでしょうか。一方、海外留学なら、英会話学校よりもいろいろな場面があるので日常英会話をマスターできるようになると思われますが、実際に留学した人が全く上達しなかったため、留学した事実をひた隠しにするということがあります。 また、このような例もあります。海外に転勤することになり、何年も実際に住んでいるにもかかわらず、日常英会話のリスニングもできず、スピーキングは4つくらいの単語を日本語の順番で並べる程度しかできないという人は少なくないのです。

日常英会話ができる人たちはどんな人?

では、英会話学校や海外留学に行かなくても、日常英会話をマスターした人たちは、どのようにしたのでしょうか。その方法は、本を使って、ひたすら暗記したのです。暗記と聞くと条件反射のように拒否反応を示す人がいます。しかし、暗記をしていないものが、口から出てくることなどあるでしょうか。頭の中に入っていない単語が、スピーキングをしたら突然ペラペラと次から次に出てきたなどということはありません。 それに、暗記をして、頭の中に入っていることだからリスニングもできるのです。日本語でも、新しい言葉や聞いたこともない専門用語などは、始めて聞くと聞きとれないことがあります。また、何度聞いても自分では使えないような言葉は、しっかり覚えてないからです。

日常英会話は本でマスター?

ですから、日常英会話をマスターした人たちは、本を使って、たくさんの表現を覚えていった人たちなのです。英単語の本、英語表現集の本、英文法の本…。人によっては辞書を覚える人もいます。また、英会語学校や海外留学に行ったことで日常英会話をマスターしたかのように思える人たちも、英会話学校や海外留学に行く前にたくさんのストックが既にしてあった人や、英会話学校や海外留学の場で、必死に覚えた人たちなのです。 英会話学校や海外留学の場合だと、全然わからなくて恥ずかしい思いをしたりする経験をします。逆に、使ってみた英語がきちんと伝わってうれしい思いをしたりもします。このような、「悔しい」「うれしい」などの感情が伴うと、人間は強く記憶することができます。英会話学校や海外留学に行った人が日常英会話をできるようになる原因の一端はそこにあるのです。

時代が変わっても変わらないこと

日常英会話をマスターするための本は、今や山のようにあります。日本ほど、その手の本が多く出版されている国はないのではないでしょうか。また、ここではあえて「本」と言ってはいますが、今はインターネットや電子書籍の時代です。それに、スマホでも日常英会話を学べるアプリはたくさんあります。それら目で見る物をすべて本ということで考えています。昔なら本だけで学ぶと、英語の音声までは学べませんでした。発音記号やカタカナでしか英語の音声を表記できず、それを覚えるしかありませんでした。 しかし、今は違います。日常英会話の本にはCDなどの音声がついていますし、インターネットや電子書籍、スマホアプリでも音声を聞けるものばかりです。英会話学校や海外留学に行かなくとも、日常英会話を、目と耳を使って覚えることができるハードやソフトがたくさんあるのです。しかし、どの場合でも、暗記・記憶しないことには日常英会話はできるようになりません。このことは、時代が変わっても変わらないのです。

おわりに

「日常英会話は本でマスターできる」としましたが、本だけ読んで、それをすべて暗記したとしても、日常英会話をマスターしたことにはなりません。本を読んで覚えたことを使ってこその英会話です。 英会話学校や海外留学に行って日常英会話を覚えるのではなく、普段の勉強で日常英会話を覚えて、その腕試しやブラッシュアップをするために英会話学校や海外留学を利用する方が、時間面でも、費用面でも効率的だと思います。

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