はじめに
ピアノ、絵画教室、空手にサッカー、たくさんの習い事の教室がありますね。子供さん自身が楽しんで通えることが一番大切ですが、子供さんの将来を真剣に考えて、やらせておいて良かった!と思える習い事をさせてあげたいものです。将来必ず役に立つという点で、英語教室はお勧めです。
1お子様の20年後を想像してみましょう。
お子様の将来を想像してみてください。今はまだあどけないお子様も、20年後には立派に成人されています。その時の日本はどんな状況でしょう?グローバル化は益々加速していることでしょう。
「社内会議は海外の支店や工場とオンラインで繋がって英語で行われる」という事が当たり前になっているかもしれませんね。海外の人達と英語で会話し、相手を理解し、自分を主張できる、そんな大人だと素敵ですね。
2.幼児から英語を始めるメリット
英語はいつから始めると良いでしょうか?答えは「一日でも早く。」です。赤ちゃんはどこの国の言葉でも身につけることができます。周りで語られる言葉を耳から吸収し、真似して喋ることができる様になります。
日本人が英語の発音を苦手なのは、日本語の音と英語の音が違うからなのですが、幼児期から英語の音に慣れると自然に美しいネイティブの様な発音で喋ることができる様になります。成長するに従い、音をそのまま身につける力は衰えていきます。幼児は無理なく何の抵抗もなしに音を真似て上達することができるのです。
3.英語力だけでなく身に付く事。
せっかく習い事をさせるのであれば、社会性も身につけて欲しいですね。個人のレッスンと違って、教室ではお友達と仲良く遊んだり、先生の指示に従って行動できたりと、集団行動の基本が身に付きます。
幼稚園に通う前に、週1回程度の教室通いは良い練習にもなります。今までお家で保護者さんと過ごすだけだったお子様にとっては、外の世界に踏み出す第1歩にもなります。保護者の方と離れて先生とお友達だけで過ごす時間は特別なものになるはず。大きな成長が期待できます。
4.子供英会話にはどんな教室がありますか?
大人の英会話教室を運営する会社が、子供向けの部門を作っているものもあれば、子供英会話を主軸に教室を展開している会社もあります。大手でなく、個人で塾のような教室を開いている先生もあります。教材を購入しないと入会できない教室もあれば、入会費教材購入なしという教室もありますので、それぞれの教室の条件を比較検討するのは大切です。
ひとつのクラスの人数も違いますし、外国人講師のレッスンがある教室もあります。普段のレッスンの他にサマーキャンプやサマーレッスンといったイベントがあるところもあります。料金も色々です。
5.体験レッスンを受けてみましょう。
まずは、体験レッスンを申し込んでみましょう。たいていの教室で体験レッスンを受け付けています。できれば、数人のお子様と同時にレッスンを受けられる体験日に申し込んでください。お一人だけでの体験レッスンでは、グループレッスンの良さが体験できません。お子様が不必要に緊張してしまわれることもあるでしょう。
ご近所の中の良いお友達と一緒に行くのも良いかもしれません。逆に、お子様によってはお友達と一緒だと楽しすぎて集中できない、、と言う事もあるかもしれません。お子様の性格にもよりますね。初めてのレッスンで、外国人講師だと見慣れない大人でびっくりしてしまう と言う事もあるかもしれません。最初は日本人講師のレッスンが良いでしょう。
6.こういうところを見てあげて下さい。
どんな教室でも、先生はとても大切です。同じ会社の教室でも、担任の先生が違えば教室の雰囲気は全く違います。信頼して大切なお子様をお預けできる人柄かどうか、見極めましょう。体験レッスン時の先生が入会するクラスの担当かどうかも確かめてくださいね。教室の雰囲気はどうですか?
他のお子様と初めて出会う体験レッスンでは、最初から仲良くというのは難しいかもしれません。ただ、見逃せないほど落ち着きのないクラスだとか、騒がしい子を先生がコントロールできないクラスだと、困ります。これから長くお付き合いをする教室ですから、そういう目で観察しましょう。お子様自身は楽しんでおられましたか?
初めての教室で保護者さんから離れてレッスン参加できただけでもすばらしいです。たくさん褒めてあげて下さい。保護者さんに褒められるのはお子様にとって大きな喜びです。ここに通いたい!というモチベーションにもなります。レッスンの内容はお子様に合っていましたか?子供英語教室では歌やゲームで楽しくレッスンを進める所がほとんどです。
そんな楽しいレッスンの中でも、リピートのセンテンスが長すぎたり、ゲームの内容が難しかったりしたら、せっかくのやる気も下がってしまいます。お子様に「できた!」という実感が得られるないようなら、ぴったりのクラスです。逆にできない部分が多かったときは、クラスのレベルが合ってないのかも。できた!という成功体験の積み重ねが自信につながります。レベルの合ったクラスを選ぶのは大切です。
7.教室選びのポイント
4でお伝えした通り、教室にはいろいろなタイプのものがあります。保護者さんの大切にしたいポイントは何なのか、絞って書き出すとよいでしょう。レッスン内容や先生の印象はとても大切なポイントですが、金額、立地条件の通いやすさ、時間や曜日など、些細な点でも長く通ううちに小さな無理が大きな負担に繋がりかねません。
外国人講師のレッスンは魅力的ですが、値段と比較したときにどうなのか?
お家で使える教材は自宅学習にとても良いものですが、自宅で使いこなせるのか?
判断はそれぞれのご家庭で違います。ご自身の判断ポイントを明確にして、長く付き合える教室を選びましょう。
おわりに
お子様の習い事は、お月謝は勿論の事、送迎をはじめ保護者の方のご協力なしには続きません。毎週同じ教室に通い、先生やお友達とレッスンを重ねる、その1回1回がお子様の素晴らしい体験になります。どうぞ、一生の宝物になるプレゼントとして英語教室を考えてあげて下さい。