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外国人に通じる英語発音のコツ

皆様こんにちは。 同時通訳者の小熊弥生です。 今日は皆様に、発音の重要性と発音を勉強する上での コツについてお話をしていきたいと思います。 発音の重要性というとなかなか賛否両論で難しいですよね。 本当に発音がキレイじゃないといけないと いわれると時もありますし、イヤイヤ 通じればいいでしょという声もでできたりします。 では、実際はどうなのかと思ってらっしゃると思いますので少し小熊の体験も話していきたいなと思います。 私は19歳の時に初めてアメリカにホームステイに行きました。 その時には全く英語は話せない状態で どれくらい話せないかというと 「what’s up?」ときかれて 「え?ワッツ、アップ?上?何?空?」 みたいなね(笑)そんな状態でした。 「Go ahead」つって言われた時に 「ゴー、、行く?アヘッド、、頭一個?」 って、本当に固まってたんですよそれで(笑) それくらい本当に英語が出来ませんでした。 そんな英語がわからない私は ホームステイのファミリーにすごくよくしていただいたんですね。 「アメリカの方達って温かくていいな」という想いがありました。 そして 19歳の時に大好きだった先輩から 「僕アメリカにひとり旅行に行ってきたんだよ」 ときいて「私も行く!」って思って単純に行ってしまったんです。 しかし ホームステイとかで日本人の受け入れに慣れている方ですと 全然発音が違ってもある程度わかってくれたりするんですよ。 ところが、ひとり旅行になりますと 自分の言葉に全てかかってるわけですよね、切り開くためには。 ラスベガスに行ったんですが 「サーカス・サーカス」というホテルに泊まる事になりまして そこまでタクシーで移動しようと思ったのです。 タクシーの運転手に「どこに行きたいの?」ときかれて 私は一生懸命「サーカス、サーカス、サーカス?」って いろんなバージョンでとにかく思いつく限り言ってみたんです。 でも全然ダメで。 体感としては10分くらい自分の思いつく 「サーカス」のバージョンを言ったつもりだったんですけど 全然通じなくて。 これ私の発音が悪いとかの問題じゃなくて、 からかわれてるのかなと思うくらい本当に通じなかったんです。 最後にOK,OKといって、紙に書いたんですよ。 そしたら「Oh ! Circus」って言われて。 「え!私、それ言ったよ!」って思って(笑) それくらいとにかく出来なかったんですよね。 という事で、発音は 相手が解らないとこれは結構な問題があるわけですよね。 特にこういうキーワード。 ホテルの名前だったり、大切な固有名詞だったり なんでも構わないけれどとにかくそれが伝わらないと 相手に全く理解してもらえないと だってホテルまで連れて行ってもらえないですから 致命的なわけですよね。 ですからそういう単語については、 少なくとも正しく発音ができるようになる。 あるいは最初から紙に書いておけばいいですよね(笑) 今だったらそう思いますけど、その頃はまだ19歳で よくわからなかったですから。 そういう発想にはならなかったんです。 英語圏じゃない国に行った時にホテルの名前を 書いておくとかそれでも構いませんが でも最低限の発音は練習しておくという事は とても大切だと思います。 では、その最低限の勉強する際のポイント。 この間なりきりで練習するのが大切だとお伝えしましたが、 そういっても聴覚型の人はモノマネが得意だからいいですが 視覚派の人はあまり音のモノマネが出来ないんですよ。 というお声をいただきましたので ここについて説明していきたいと思います。 発音で一番大切なのは、舌の位置と口の形。 日本語の場合ってここはあんまり使わないですよね。 使わなかったとしても伝えていく事ができるわけですよね。 しかし英語の場合には、口の中をしっかりと舌を動かして そして開けるところは開ける、閉じるところは閉じる。 というのを最初は練習していく必要があります。 勿論、ネイティヴの方も映画なんかで ボソボソ「What is this?」っていってるのに ちゃんと英語なんだ。という時ありますけど、 まず最初はね、これはダンスの練習とかでも一緒なんですけど 大きく練習して最後に小ちゃくするというのはできますが、 小ちゃく練習して正しく学ぶっていうのは結構大変です。 ですからまず、口の形、舌の位置 これをしっかりと学んでいくようにしてください。 では、どういう位置にしていったらいいの? というのは、YouTubeにネイティヴの 口ばっかりクローズアップされたやつとかもありますから、 そういうのをみながら練習されるといいと思います。 ポイントとしては、 例えば「wood」「木」ってう単語ありますよね。 「森」という意味でもあったりしますけど。 この「w」の発音で、 私東西線で話しかけさせていただいた方とその友達と 一緒にルームシェアをしていた時代がありまして、 その時ルームシェアをしているお友達から「ハードロックカフェ」で 誕生日をお祝いしてもらうという場面があったんですね。 しかし何故か「wood」っていう話になって、 弥生のwoodは発音が違うと言われて六本木の交差点から 東京に住んでる人はわかると思うんですけど、 ハードロックカフェまで5分くらい歩くんですよね。 この歩いている間ずーっと 「wood、wood、wood」と練習させられました。 ですから、ある意味皆さんも それくらいネイティヴは音に敏感なんだという事を ちょっと頭の片隅に入れておいていただいて、 それで動画をみながら「wood、wood」と その口の形を真似してみながらやってみていただくといいと思います。 ちなみに「w」の時には、私は「スネ夫くん」と思ってるんです。 スネ夫くんの顔で「wood」とすると ネイティヴに近しい音が出ると思います。 それから「water」っていうのも アメリカ人の方がよく説明してくれるんですけど 「t」の発音、単語の中の「t」の発音というのは 「d」に変わりやすいんです。 ですのであんまり「ウォーター」って言ってる アメリカ人てきいたことないですよね。 だいたい「water、ウォーダー」。 これちょっと口の形というのとは違いますけど、 アメリカ人の発音のクセという事も、 そういう発音の動画から学んでいただくと いいのではないかなと思います。 という事で今日は 発音の重要性と発音を学んでいくためのコツ 「口の形、舌の位置をYouTubeの動画などで 学んでいただくといいですよ」という事をお話しました。 それから、アメリカ人の場合、またイギリス人の場合でも それぞれの表現というのがありますので「American English」とかですね。 そんなキーワードでYouTubeを検索していただいて そして是非日々の英語の勉強に役立ててください。 それでは、最後まで聴いてくださってありがとうございました。 thank you for Watching until the very end , and I hope to see you ,soon!

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●はじめに(PDFより抜粋)

短大を卒業した後、「通訳者になりたい」と思った私は、生まれて初めてTOEICを受けました。それまで英会話を少しかじっていたのですが、テストの準備はまったくしておらず、スコアはなんと280点。とても落胆したことを覚えています。

ところが、半年後に再度TOEICを受けた時には805点にアップ! これには、私自身もびっくりしました。その後、半年かけて900点をクリアし、さらにその1年後に950点を達成しました。そしてTOEICで280点を取ってから3年半後、海外留学経験ナシで純国産の通訳者となり、現在はフリーの同時通訳者として仕事をしています。

私はこれまで、多くの方から「なぜ半年で500点以上もスコアを上げられたのか」という質問を受けてきました。
2011年10月には幻冬舎より初の著書『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』が出版され、私の経験を踏まえた英語学習のコツをお伝えできたと思っています。
さらに2012年4月には、英語を身に付けたいと願うすべての方に向けて、目標を達成する勉強法をまとめた『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)を上梓しました。

このPDFは、「これからTOEICを受ける」という方、「TOEICのスコアをアップしたい」という方に向けて、これらの本や私のブログなどで取り上げている英語学習法の中から、TOEICの攻略につながる情報にしぼってご紹介するものです。
このテキストが、みなさまの英語学習の一助となることを祈っております。

小熊弥生

 

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小熊 弥生

小熊 弥生

純国産同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師
1971年生まれ。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。


短大卒業後に通訳者を目指すも、英語力は英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートを切る。独自の勉強法を駆使し、半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わっている。環境問題、人権問題、核兵器問題、IT、アパレル等の幅広い分野で臨機応変に対応し、顧客からの指名依頼も多い。アンソニー・ロビンズ氏(世界的ベストセラー作家)やホルスト L.シュテルマー氏(ノーベル物理学賞受賞者)の来日講演、F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリー氏の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見、タグ・ホイヤー150周年記念記者会見、有名企業のCEO来日記念取材など、数々のイベントでも通訳をつとめる。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たし、“バラエティーもできる通訳”として新たな領域を切り開いている。自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。英語学習への意欲を引き出す講演が好評を得ている。

2016年1月、株式会社ブリッジインターナショナルを設立し代表に就任。

著書に『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(KADOKAWA)、『5000の場数を踏んだ同時通訳者が教える「本当に」ビジネスで通じる英語フレーズ643』(講談社パワー・イングリッシュ)、『TOEICテスト280点から同時通訳者になった私がずっと実践している英会話の絶対ルール』(KADOKAWA)がある。

【小熊弥生 メディアサイト】

・ホームページ:http://www.ogumayayoi.com/
・Facebook:https://www.facebook.com/yayoi.oguma
・Twitter:http://twitter.com/Interpreteryayo

・株式会社ブリッジインターナショナル
 URL:http://www.bridgeinternational.co.jp

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