高校生は部活に遊びにとても忙しいですよね。やっと勉強を始めたと思ったら次は睡魔が……。これでは折角勉強しても頭に入りません。でも1日は平等に24時間だと決まっています。
ということは遊んでいるように見えるのに成績のよいあの子は、時間の使い方が上手。
つまり効率よく勉強をこなしているのです。
でもどうすればそんなことができるの?というあなたに、ここでは効率の良い勉強方法を現役大学生が特別に伝授!
効率を追求するにあたって重要な5つの法則を紹介します。
勉強に適した環境を作る
まずは自分がいつも勉強する場所に移動してみましょう。まだここでシャーペンを持つ必要はありません。
周りを見回してみると携帯や雑誌、漫画などあなたを誘惑するものがたくさんありませんか?
絶対に見ないと決めていても、そういうものが周りにあるだけで実は集中力ってすぐにそれてしまうんです。
無意識のうちに気になるんですね。
もしあるならばこれを機会に、一度片づけてしまいましょう。
少なくとも机に向かった時に、目に入らない位置に置きましょう。些細なことに見えてとても大切ですよ!
時間単位ではなく、量単位で
勉強をする時、人は二種類に分かれます。時間単位で勉強するか、量単位で勉強するかです。
例えば前者は「今日は三時間勉強しよう!」と考えるタイプで、後者は「今日は問題集を二十ページ進めよう!」とするタイプです。
みなさんはどちらにあてはまりますか?
実は効率の良い勉強は量単位の方がしやすいのです。
なぜならうっかりぼうっとしてしまっても時間は過ぎます。
課題は全く進まないのに気が付いたら時間だけが過ぎていた!ということになりかねません。
量単位で考えると、ノルマを早く終わらせれば終わらせただけ自由時間が増えることになります。
早く終わらせて漫画を読もう、そう思うとなんだかやる気がでてきます。
とにかく勉強中は集中することが効率を上げるカギを握ります。
勉強は気から
「病は気から」という言葉がありますよね。勉強も同じです。いやいやではどうしても効率が上がりません。
まずは勉強を頑張った自分にご褒美をあげることから始めてみてください。
問題集を一冊終えるごとに映画を見に行く、テストで目標偏差値が超えたら欲しかった服を買う、などモチベーションを高く保つことはとても大切ですよ。
もし負けず嫌いなのであればライバルを決めて競争し、お互いを高め合うことも有効かもしれません。
テストの点数が低かった方がお菓子をおごるという罰ゲームをする人もいるようですね。
時間別に効果的な勉強法がある
時間ごとに勉強した方がよい科目があることをご存じですか?
夜は暗記、朝はその復習から始めるのが効果的なのです。
睡眠は脳が記憶を定着させようとするプロセスを含んでいます。
だからその直前である寝る前に暗記を行うことはとても効果的だと言われています。
しかし、残念ながら前日にやったことは睡眠を通して脳の記憶整理を通してその多くが忘れられてしまいます。
新しいことを詰め込む前に、朝に忘れてしまった昨日の分を詰めなおしましょう。
一度復習をするだけで、その後はぐっと忘れにくくなりますよ!
自分で効率を追求する
いっそのこと自分独自の方法を編み出してしまうのもよいでしょう。
苦労しても自分で確立した勉強方法は他人の真似をした付け焼刃よりもよっぽど効果的な時もあります。
自分だけの方法を見つけたい!という凝り性の人はぜひ誰よりも効率の良い勉強法をものにしてください。
まとめ
ここまで読んでくださった方は分かると思いますが、効率の良い勉強をするのに特別大変な労力はかかりません。
少し方法を変えるだけです。
同じ時間を勉強するならたくさん吸収できた方がいいし、一冊の問題集をこなすならできるだけ早く終わった方がいいです。
時間を効率的に使って勉強することで、おおげさではなく人生が変わります。
みなさんも効率良く勉強して、ぜひ充実した高校生生活を送ってください!