トイックは「時間」が命!――攻略への7つのPoint
この記事の目次
はじめに
トイックテストは就職や進学など、色々な場面で求められます。「トイックなんて本来の英語じゃない!」なんて思っている人もいると思います。
しかし、トイックだからこそ身につく英語力があります。それは「スピード」です。トイック学習を通じて、この「スピード」を身に着けることが出来ます。
以下では、トイックのスコアを上げるための7つのPointを示します。トイックテストについて、まずどのようなものかみてみましょう。
トイックの公式ページには、以下のような説明があります。
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TOEIC®テストはリスニング(45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。
出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
テスト問題の構成 リスニングセクション(45分間・100問)会話やナレーションを聞いて設問に解答
Part1 写真描写問題 10問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
Part2 応答問題 30問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
Part3 会話問題 30問
2人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 各会話には設問が3問ずつある。
Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各トークには質問が3問ずつある。
リーディングセクション(75分間・100問)
印刷された問題を読んで設問に解答
Part5 短文穴埋め問題 40問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
Part6 長文穴埋め問題 12問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
Part7 読解問題 48問(1つの文書:28問、2つの文書:20問)
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各文書には設問が数問ずつある。
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以上から、2時間で200問と、時間があまり無いことがわかると思います。
そうです。トイックは「時間」との戦いなのです!
Point1 「時間」が命 早く!
まず、リスニングセクションとリーディングセクション全体を通して、スピードが重要です。つねに「早く」を意識して下さい。リスニングセクションでは、問題文が読まれる前に、該当する設問をすべてチェックしておいて下さい。最低でも、設問の文は軽くみておいて、どのような問題文が流れるのかを予想してください。リーディングセクションでは、わからない部分はうーんって長く考えずに、最善だとおもう解答をマークして、次の問題に進んでください。あと、テストの放送の初めの方にも流れると思いますが、マークシートは全て記入した方がいいです。当たり前ですが、高得点のためには必要なことです。
Point2 写真から単語を連想する
トイックテスト開始すぐに始まるPart1。4つの写真の内1つを選ぶものですが、まず、4つの写真を即座に見て、その写真の中の状況を把握します。特に、写真の中の物・人・状況を現す英語を連想します。特に、写真内の人物に注目するのがいいと思います。男性か女性か、家族なのか、老人か子供かなど、瞬時に考えてみてください。次に、人物が何をしているのかを考えて、それを表す単語を連想してください。連想した単語が問題文と違う場合がほとんどですが、それをすることで、理解が各段に進むと思います。
Point3 疑問詞にまず注目
Part2~4は、疑問詞にまず注目します。特にPart3と4は、放送が流れる前に、まず該当するすべての各設問にある疑問詞をまずチェックします。そして、最低でも問題文をすべてチェックしてください。選択肢は「時間」があればチェックした方が望ましいです。そして、どのような問題文が流れるのかを予想します。
Point4 違う表現を考える
トイックは、設問の文と解答が同じ表現をすることはほとんどありません。もし、これ似ている表現だなと思っても、9割以上は間違った選択肢だと思ってかまいません。違う言い回しで同じような意味をもつ表現を普段から考えておくと、いいと思います。
Point5 単語も重要
あらゆる英語の試験と同様、トイックも単語が重要です。単語を多く知っていればいるほど、スコアが伸びます。単語帳もいいのですが、やっぱり英語の本を読んだり、洋楽の歌詞をノートに書いて、わからない単語を調べたりするのがいいと思います。また、英語のブログをやってみたり、外国の人とチャットで会話したりして、覚えた単語を使う、つまりアウトプットすることも重要です。覚えた単語も使ってみないと、忘れちゃいます。
Point6 リラックス&集中
トイックテストで取らなければいけないスコアがあったり、なんか緊張することがあると思います。適度な緊張はいいのかもしれませんが、リラックスした方が、スコアは上がります。また、トイレなども事前に済ませておいてください。途中で行く人もいますが、その分貴重な「時間」を失ってしまいます。トイレを済ませておくことで、試験に集中することもできます。また試験前には、単語帳ではなく、英語の本などを読んで、英語の頭に切り替えてください。
Point7 英語を楽しむ
トイックテストは英語の試験なので、やっぱり英語力がモノを言います。英語力は、英語を使わないとつきません。トイックの参考書だけではどうしても難しいところがあります。英語力を付けるために英語を使うということで、一番重要なのは、楽しむことです。本当に自分が好きな洋楽や洋画、映画に触れて、自分で好きなフレーズを声に出したり、ノートに書いてみたりすることです。もちろん、英語を使って、外国の人と会話をするのも大切です。英語学習は継続も重要ですが、まず楽しくないと覚えられません。また、楽しんでこそ、英語学習が長続きします。
引用
http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests.html
おわりに
以上が「時間」が命のトイックテストの攻略法です。この7つのPointを実践すれば、トイックのスコアが上がると同時に、英語力も上がると思います。ただ、Point7にも記したとおり、英語学習で重要なのは、楽しむことです。
皆さんも楽しい英語ライフを。
Good Luck!