教材はお気に入りの映画!自力でマスターする英会話のコツ
この記事の目次
はじめに
「英会話できるようになったらかっこいいけど、どこからはじめたらいいの?」「英会話教室通いたいけど、お金かかるんじゃないの?」なんてお悩みの方!英会話は教室に通わなければマスターできないなんてことはありませんよ。やる気と根性さえあれば誰でももっと楽しく英会話のスキルをアップすることができちゃいます。英会話を始めるにあたって
まずは、この点にかんしてお話ししていきたいと思います。 みなさん「英会話を始めたい!」って思った時にまずは最初に何から手を付けようと思いますか。大抵の方は「英会話教室に通う」ことを真っ先に思い浮かべるのではないのでしょうか。
確かに、英会話教室というのはメリットがあると思います。日本人からではなく、ネイティブスピーカーから直接指導を受けることができる。直接外国人と話す機会を作って、半ば強引に英会話をアップさせようと考えてみなさん英会話教室に通われるのではないのでしょうか。
しかし、もちろんデメリットがあります。一つは、お金がかかるということですね。「海外留学に比べると格段に安いじゃないですか!」というご意見もあるかと思います。確かに、海外留学は何百万円というお金が一年間に飛んでいきますが、英会話教室だと何十万円というお金で済みます。
しかし、留学は365日24時間が勉強なのに対し、教室ではたったの1時間またはそれに満たない時間しか実際にネイティブスピーカーと触れ合える機会はないのではないのでしょうか。これは本当に「安価に外国人と実際に喋れる機会を」ということに見合っているのでしょうか。
実際には1時間と称して、そのうち半分はただただテキストの宿題部分を答え合わせするだけ、あるいは読むだけ、なんてことも多いと思います。そこで、「英会話を始めたい!そうだ、英会話教室に通おう!」と安易に考えているみなさん、ちょっと待ってください。英会話を学ぶためには他にも方法があるんですよ。
英会話を学ぶ方法
まずは、先ほどから何度もお話ししています「英会話教室」です。 つづいて「skypeなどを用いたオンライン英会話」です。これは、英会話教室に比べてはるかに安いです。また、教室に「通う」という時間を省くことができるというメリットもあります。これについては後ほどもう少し詳しく述べたいと思います。
あとは、「教材を買ってそれに沿って勉強する」という方法ですね。これは私は試したことがないのですが、教材によっては有効になることもあるかもしれません。ほかにも、「洋楽を聴いて勉強」といったものは楽しく勉強できそうですね。楽しく勉強するというのは継続していくといった課題においてかなり重要ですよ。
あとは、話題の「スピードラーニング」です。これも、英語の初歩の初歩といった方々にはある意味有効ではないかと思うんです。最後に、私が一番おすすめしたい「映画を使って勉強する」という方法です。今回は、この方法について詳しく皆さんにお伝えしていきたいと思います。
映画を使って英会話を学ぶということの意義とは
映画を使って英会話を学ぶことの意義とはなんだと思いますか。 一つは、「楽しい」ということです。みなさん、好きな映画ありますか?一つくらいありますよね。それを使って英会話を勉強するんですから楽しいですよね。
次に、「外国人同士の実際のやり取りに触れることができる」ということです。留学の際に、目の前で外人の友達二人が会話をしている。それは聞いているだけでも十分に勉強になるものですよね。日本にいながら映画を通して同じ経験ができるというわけです。
リアリティーの違いはありますが、映画を通してでも十分に有意義な勉強になります。三つ目は、「お金がかからなく非常に手軽である」ということです。パソコンとノート、ペン、自分の好きな映画のDVDがあればいつでもどこでも勉強できますね。
空いた時間を使って実に効率的に続けることができます。 四つ目として、「単語やイディオムを自然に覚えることができる」ということです。これは、かなりのメリットです。例えば、英会話教室での会話は一回しか聞くことができませんよね。
しかし、DVDは何度も再生して繰り返し見ていくことで、自然とその場面を思い浮かべるだけでセリフとその意味が頭に思い浮かべることができるようにまでなります。単語やイディオムを覚えるには単語帳やイディオム帳だと思っていませんか。
たしかに数の面では負けるかもしれませんが、覚えられないと意味がないです。ただ、たくさんの単語やイディオムを見ているだけで簡単にはふつう覚えられないですよね。すぐに飽きてしまいます。
また、文章で単語を覚えるというのも一つの手だと思いますが、やはり、映画を通して、その人のセリフを「声ごと」頭で思い浮かべるところまで持っていくことで単語やイディオムをすごく自然に覚えることになります。
映画一本を十分に勉強し終わったあとにはかなりのボキャブラリー力がついているはずですし、そのボキャブラリーはまさに外国で外人どうしが実際に使っているよく使われる単語たちなんです。
実際にどうやって映画を使って勉強すればいいの?
では、映画を使った実際の勉強の流れを書いていきたいと思います。
①映画を「英語音声」かつ「英字幕付き」に設定してそれをまずは、一言一言、言っていることを字幕と照らし合わせて聞き取る練習をします。これは、一二回繰り返していただければと思います。
②次に上記の設定はそのままで、わからない単語、イディオムをいちいち映画をポーズで止めながらノートに書きだしていきます。これは少々根気のいる作業的な部分になりますが、がんばって続けてみてください。
③そして上記の設定はそのままで、自分が面白いと思った会話、これは実際の会話の中で使えそうと思ったものなどをノートに書きだしていきます。
④再び映画の視聴に戻ります。設定はそのままで、実際に自分のノートを見ながら、確認しながら観てみてください。更に、ノートを見ないでも大体字幕をみれば意味が分かるくらいになるまで続けてみてください。
⑤最後のワンステップとして、字幕なしの英語音声で映画を観ます。ここまで来たあなたはもうかなり聞き取れるようになっており、聞くだけで意味も分かるようになっているはずです。
いかがでしたでしょうか。中には「こんなに何回も同じ映画ばっかり飽きてしまうよ。」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで付け足しとして映画を選ぶ際の注意点も踏まえてそういった点にも触れておきます。
教材とする映画を選ぶ基準ですが、まずは洋画を選ぶようにしてください。理由は上で述べたように、実際の「外国人どうしの英語」に触れていただくためです。邦画を英語に訳しただけのものを使ってもこの点では十分といえませんね。あくまでそれは「日本人どうしの会話」ですから。
逆に考えてみていただければわかるのではないでしょうか。洋画を日本語に訳したものの中にある会話はもちろん日本語なんですが、それは少し不自然で、日本では実際にはないような会話です。
そして、もう一つのポイントとして、ただ好きな映画ではなく、その映画の雰囲気も含めて全部好き!何度でも見ちゃう!というような映画を選んでみてください。理由はさっき述べたように、飽きてしまわないためです。
私の映画を使った英会話勉強の実例
では実際に私が上記の方法で勉強してみた体験を書いていきたいと思います。
まず、私は「ハリーポッター」を選びました。理由は、同じく雰囲気も含めて全部好きな映画だからです。第一作目の「ハリーポッターと賢者の石」は通算20回近く観ているはずです。それくらい何度も何度も繰り返し見ることで、セリフが出てくるようになり、独特なニュアンスなどを体で覚えることができたと思います。またこの映画はシリーズになっているので、全シリーズを制覇するという目標も立てやすいですね。
単語はそれほど難しくない映画なので単語というよりは言い回しやよく使うイディオム、さらには、shouldやhavaの主な使い方ではないがよく使われると一般に言われるような使い方も学ぶことができたと思います。英語以外の言語を学ぶために今もハリーポッターシリーズを使った学習を継続していますが、やはりそれは、そこから得るものがたいへん多かったからです。
映画を使って勉強していれば英会話は上達するの?
では、インプットの面はよろしいですね。それだけで英会話は上達するかというと、それだけでも上達しますが、やはり相乗効果を得るためにアウトプットも大切になります。おすすめはskypeなどをつかった安価で手軽なものです。
自分が実際に会話をすることで、学んだことを実際に使うという練習にもなりますし、いかに映画を通じての学習が有効であったかを体感することになると思います。それは、喜びでもあり、モチベーションアップにも当然つながりますね。
挫けそうになったら・・・
これで最後になりますが、よくあることです。いくらモチベーションが高くても続けていると当然こういう壁にぶつかると思います。でも実はこれ新たなステージに進むための最初のステップなんです。ここはぐっと我慢して、面倒な時や上手くいかないときも、ただぼーっと映画を英語で観るだけでも構いませんのでぜひ継続して毎日すこしでも勉強するということを続けていただきたいと思います。おわりに
いかがでしょうか。これを一通りやり終わったあと、自分がどれだけ成長したのか実感していただけると思います。英会話はなかなか難しい分野であり、ヨーロッパとは違い島国の日本では特に機会がないということがネックになり外国語習得は困難になっています。
が、努力次第で本当になんとでもなります。自分が、どうして英会話を始めたいと思ったのか、その初めの目的を忘れずにがんばってみませんか。