990点講師が選ぶ!TOEICおすすめ参考書・問題集10選
■はじめに
今年の目標の一つにTOEICのスコアアップがある、という方も多いのではないでしょうか?目的は留学、就職、自己研鑽など様々かと思いますが、学習においては誰にとっても、どの教材を選ぶかが最も重要なのです。
私は初めて受験したときはスコア300点代でしたが、今では安定して990点を取れるレベルにまでなりました。今年こそ本気でTOEICのスコアを上げたいと考えているあなたに、私が選んだオススメ教材を紹介したいと思います。
この記事の目次
「新TOEICテスト990点攻略」著者:濱崎潤之輔
旺文社から出ているこちらの本。内容はTOEICテストのパートごとに分かれていて、それぞれトレーニング問題と本番形式の実践問題がペアになっている一冊です。最後には本番さながらの模擬テストが用意されているので、この問題集でどのくらい実戦力がついたかを最後にチェックすることができます。
学習者がどこにつまづきやすいかを把握した上での的確なアドバイスが随所にあり、非常に面倒見の良い参考書であると思います。どれか一冊しか使えないという方には、最低限このテキストだけでもやって頂きたいと思うぐらいにオススメです。
答えと解説だけ示して終わりではなく、どのようにその問題にアプローチすれば攻略できるのか、という方法論まで書いてある解説はなかなかないと思います。アプローチの方法をマスターできれば、次に似たような問題が出たときにも素早く対応することができるので、高いスコアを目指す場合にはとても重要なんです。
余談ですが、パートの最初には毎回著者の直筆メッセージが書いてあり、学習に挫けそうなときにこれが意外と支えになってくれました。
「聞いて覚える英単語 キクタンTOEIC score○○」
アルクが出版している英単語学習用教材です。こちらはシリーズものになっていて、タイトルの○○の部分にはそれぞれTOEICのスコアが入るようになっているんです。それぞれ500、600、800、990といった具合に細かくスコア別に分けられているので、自分が目指すスコアの為にどんな単語をいくつ覚えればいいのかが非常に分かりやすいです。
中にはCDと赤シートが付いていて何度も反復して単語を覚えることができます。CDの内容は覚えるべき英単語とその日本語の意味がテンポ良く流れるというもので、リズミカルな歌のように頭に入ってきやすいと思いますよ。
私はスコア600から後のシリーズは全部制覇しましたが、同義語や派生語なども一緒に覚えられる仕組みなので効率が良く、また一日にどこまでやればいいか目安を表示してくれているのも学習者に優しい構成であると言えるでしょう。
ひたすら単語帳を読んで覚えることに限界を感じている方にもこの教材をおすすめしたいです。もうこれ以上覚えられないと思っていても、リズムに乗せるだけでスッと頭に入ってくるので不思議なんです。
「改訂版TOEIC TEST英文法出るとこだけ!」著者:小石裕子
英文法のパートは、いくら本番の試験中に時間を掛けて考えても解けないパートです。つまり、事前に学習をして自分の知識にしておくことが大切なんです。知らない文法の問題が出てきたら勘で解くしかないというのは1問も落としたくない人にとっては結構バクチですよね。
かと言って全ての英文法を暗記するなんて不可能ですし、効率が悪すぎます。そんな学習者にぴったりなのが、この教材なんです。本当に出る文法しか載っていないので、これ1冊だけやり込んでおけば文法パートも怖くありませんよ。
おわりに
以上、990点講師の私が選んだオススメ教材を紹介しました。これだ!という教材を早めに見付けて、それをひたすら使い込むことがハイスコアへの近道です。そうすることで自分の改善点や苦手分野がみえてくるはずですよ。ぜひ試してみて下さいね。