英語オンチの私がTOEIC845点を取るまでに使った参考書4選
■はじめに
大学入試で英語を勉強したのを最後に、英語とは縁のない仕事について7年。 私の英語能力はほぼ中学生レベルにまで落ちていました。英文など見るのもいや、映画も字幕頼り、まさに英語オンチだった私。
しかし、その後、結婚して夫と行ったハワイで日系ハワイアンの人から話しかけられるも彼らとろくに会話ができなかった心残りから一念発起。 2年間の勉強の末、TOEICスコア845点を取るまでの道のりを、おすすめ参考書とともに綴ります。
この記事の目次
【新テスト対応版】これだけ!TOEICテスト総合対策 初めて~650点 (あさ出版、著者:菊間 ひろみ)
英語オンチの私が最初に目指した目標は、TOEIC650点を取ること。 何か目標を持った方が英語能力は向上すると思ったからです。
書店でTOEIC対策本をぱらぱらめくり、会社員に求められるスコアがだいたい650点程度に設定されていたことから、とりあえずターゲットスコアを650点に絞って勉強することにしました。 おそらく、国立の大学入試を突破した人で、英文は少し読めかも?という自覚のある人はこれくらいの目標値でちょうどいいのではないかと思います。
この本は、テストの傾向や難易度を踏まえた上で、Part1~7まで各Partごとに問題形式やコツを教えてくれるので、傾向に慣れるためにはもってこいでした。 これ1冊を何度も繰り返し解いて、CDもiPodで何回も再生。 3ヶ月後のTOEICでは、みごと695点を取ることができました。
『文法・語彙をマスターして大幅スコアアップ!TOEICテスト 英文法・語彙トレーニング (学研、白野伊津夫)
その際に受けたTOEICを受けた結果、リスニングパートは繰り返して聞いたCDのおかげで380点ほど取ることができたのにたいし、リーディングパートが文法、英文を含め、時間切れで終わってしまい300点少ししかマークできなかったことがわかりました。
原因はパート5、6の点数の低さで、自分がいかに文法を理解していなかったかということです。 そのために使ったのがこの本。実はこの本は今でも使っています。 TOEIC形式の問題が豊富な上、文法の解説も詳しいので、パート5、6対策についてはこの1冊で十分ではないかと思います。
『CD-ROMつきTOEICテスト 本番攻略模試 VOL.2』 (学研、塚田幸光ほか)
実際にTOEICの問題を受けてわかったのが、TOEICは時間配分を制するものが制すということ。とくにリーディングパートはかなりタイトな時間配分が求められます。
TOEICでの高スコアを取るためには、TOEICが英語の実務能力、とくにビジネス面で使うシーンを想定したテストということをふまえて問題を徹底的に分析して勉強する必要がありますが、そのためにはやはり同じような試験、模試を繰り返し解くことでしょう。
この攻略模試は、1000円という価格ながら模試が2回分入っています。 もちろんCD付きですので、かなりお得です。 この本を「潰す」覚悟で解いた後のTOEICで、スコアは770点まで上がりました。 英語を学ぼうと思った時からほぼ1年後のことです。
解きまくれ!リーディングドリルTOEIC TEST Part 7(イ・イクフンほか)
先にもお話ししたように、TOEICはリーディングパートを読む時間がかなり限られています。 特に、パート7の長文読解は全文をじっくり読む時間などまずありません。
私たちが新聞などを読むときに、一字一句、文字を確かめながら読むことはありませんよね?そう、それとおなじで、英語を日常的に使う人も、英語をパラグラフごとに、要約しながら理解していくのです。 そのためには英文に触れる機会を増やすこと。
英字新聞などをパラパラ読めたらそれが一番かもしれませんが、ここはTOEIC対策に限定して、この本をおすすめします。
「解きまくれ!」という書籍名のごとく、パート7の問題がドリル形式でシングルパッセージ224問、ダブルパッセージ160問のボリュームです。 私はこれを2回解いた結果、英語学習から2年後、845点をマークすることができました。
おわりに
私がTOEIC845点を取った後、英語でどういうことができるかというと、英字新聞などのコラムが問題なく読める、ネイティブと雑談ができる(現在はスカイプ英会話で勉強中)、映画など、字幕がなくてもストーリーはなんとなく理解できる・・etcという程度です。
もちろん、まだこれは英語を日常的に使えるレベルとは言いがたく、これからも勉強は続けています。夢はもう一度ハワイに行って、現地の人と会話すること!頑張ります。