日商簿記1級に最短で合格するため!必要な勉強時間とそ合格の方法について

日商簿記1級というのはとても難関の試験の一つです。その理由の一つには相対評価であるということが挙げられます。
おおよそですが、合格率が10%前後になるように調整されます。そのため、この試験を突破するには試験合格の戦術が必須となります。
その戦術をご紹介します。日商簿記1級を最短で合格するための戦術をご紹介します!
この記事の目次
予備校に通うことは必須です
よく独学でもOK!などの書籍が出回っていますが、そんなに甘い試験ではありません。この試験は相対評価と言って大体合格率が10%前後になるように調整されているものです。
やみくもに問題を解いても合格するものではありません。ここは予備校に通って必要な知識を取り入れるようにしましょう。予備校では勉強時間は大体500~600時間で合格といわれています。
しかし、これはあくまで予備校の算出です。実際には準備期間なども含めて1000時間程度は必要とされます。
予備校選びも大切です
この予備校選びもかなり重要になります。先ほども申しましたように相対評価になります。
そのため、みんなが正解している問題を間違えているようでは合格はどんどん遠のきます。ということは人気のある予備校、合格者数と入学者数がともに多い学校を必ず選びましょう。ここでけちって安い学校を選んではいけません。
余計に出費と時間がかかりますので最短で合格したいのであれば、少しくらい高くても良い学校を選びましょう。
予備校が決まったら、まずはインプットを重視しましょう
学校でも説明があるかもしれないですが、まずはインプットに重きを置いて勉強しましょう。知識をどんどん詰めていきます。
この時点では端から端まで覚える覚悟で頑張りましょう。インプットには学校でもらったテキストで十分です。その内容を反復して完璧にしましょう。
インプットが一通り終わったら、アウトプットを重視しましょう
もちろん、インプット段階でもアウトプットはしていると思いますが、一通りが終わったら、アウトプットへ重点を変えましょう。
まずは予備校で実施される試験で毎回上位10%以内に入るようにしましょう。この順位はとても重要です。合格率が10%前後ということですから、予備校の試験でも10%以内に入るようにしましょう。
特に予備校に来ているような人はかなり優秀な方が多いはずです。そこで10%以内をキープするということは至難の業だと思いますが、そうすることによって合格する可能性が高まります。また、自分の立ち位置を把握することができます。
しかし、油断は禁物です。この日商簿記1級という試験は実は税理士試験を受験しているような方たちも受験しています。試験慣れや問題慣れという目的で受けている方もいます。この方たちはかなり訓練されていますので思わぬライバルの出現となりかねません。ですから、せめて予備校の上位10%は死守しましょう。
一巡して基礎見直しして、道を誤らないでください
さて、ここまで来られた方はかなり勉強もされていて、いろんな難しい知識で頭がいっぱいだと思います。もう一度言います。この試験は相対評価の試験です。みんなが正解している基礎的なところを落としたら合格から遠のきます。今一度基礎を見直しましょう。
その方法はテキストを最初からさらさらっと見直し、簡単な問題も解きなおします。そして、基礎を思い出しておきましょう。 この最終の基礎固めが終わったら、完璧です。何度も繰り返しますが、基礎は本当に大切です。初見の問題であたふたして解けないのは基礎ができていない可能性があります。
最後に、過去問題も解きましょう
過去問題は点数はそこまで気にしなくてもよいです。初見の問題でいつもとちょっと違う形式がでてきたときに驚かないように解いておきましょう。
おわりに
今回は、日商簿記1級に最短で合格する方法について戦術的にご紹介しました。このような内容を実践していれば最短で合格できるでしょう。
予備校の上位には必ず入ることも大変重要です。相対評価ですから、人とあまり違うことはしないようにしましょう。基礎も大変重要です。