英語初心者に最適!かんたん英会話独学法
この記事の目次
はじめに
学生時代に英語をまじめに勉強していなかった人にとっていきなり英語を勉強するのはハードルが高いです。しかし、英語力があれば就職でも仕事でも有利になりますし、今からでも始めたおきたいと考える人もたくさんいます。だからといっていきなり英会話教室に通うのもお金がないという人におすすめの独学で英会話を学ぶ方法があるのです。
英会話も工夫次第で独学可能”英会話ができるようになるメカニズム英会話ができるようになるには、英会話を習得するメカニズムを理解しておけば学習が早くなります。英会話は簡単に言えば、英語を使った会話です。私たちは日本語を使って会話をしていますが、話す言葉を英語に置き換えれば英会話ができるようになります。
当然のように聞こえますが、私たちは日本語会話を勉強しようと思って習得したわけではありません。それは小さい頃から毎日何かしらの日本語会話に触れ、日本語で会話することを繰り返しているからこそ日本語会話ができるのです。つまり、初心者ほど会話ができるようになるには継続的に言語に触れ、実践を積むことが非常に重要になるのです。
独学は独りきりの勉強ではない
独学といえば自宅でこもりきりになって勉強するイメージがありがちですが、学校や勉強仲間がいないというだけのことなのです。家で一人きりで勉強していては、先ほど重要だと述べた実践を積むということができません。
では、どのような方法があるかといえば、外国人に積極的に声をかけたりするのが低コストで手軽にできる実践形式での勉強です。休みや時間のある時には近くの観光地に行って外国人に話しかけてみるということが最も効率よく勉強できるのです。その時に注意するポイントがあります。
話しかけるなら教科書の話でなく現地の話を
いきなり外国人に話しかけるのは気が引けるというのは理解できます。では、自然に外国人に話しかけられるシチュエーションであればどうでしょう。観光地にくる外国人はたいていパンフレットを持っています。
これを利用してみるという方法があります。パンフレットを指さしながら目的地を教えてほしいということを聞いてみるのです。
目的地を聞くという英語は中学生で勉強した英語で十分質問できます。目的地を教えてもらったら、観光地の話やどこに行ったかということを自然な範囲で会話してみましょう。英単語をたくさん知らなくとも意外と会話が続くということに気づくはずです。
自宅に帰ってからはフィードバック
外国人と会話しただけで満足してはいけません。会話していても聞き取れない、理解できない単語が出てきたはずです。それらの言葉は自宅に帰ってから調べて、どういう意味で話していたのかを考えてみましょう。
日常会話だとスラングを多用する人や、方言でしか使わないような表現を使っていたりと意外と会話が成立していたように見えて意思疎通が図れていないということもしばしばあります。
この実践後のフィードバックを習慣づけるだけでかなり実践的な英語を使うということができるようになります。毎回同じ会話をするということも無いので、難しい単語や訛りにと発見や驚きがあります。
家で独りで勉強するならコメディー
コメディーがおススメなのは大げさなリアクションとデフォルメされた会話が多いながらも聞き取りやすい発音と声の大きさがあるからです。また、自宅で独りで勉強するときに勉強の大きな障害となるのが飽きることです。この飽きることを避けるためには英語の勉強が楽しくなければいけません。
特に、語学学習で需要なのは繰り返しです。同じ内容を理解しながら聞き続けるという作業がどうしても必要になるので、面白ければ面白いに越したことは無いのです。
そういった意味でもコメディーがおススメなのです。その中でも『フルハウス』は登場人物が大人から幼児までとかなり幅広く、生まれや育ちが違うので年齢層ごとの英語の使い方を聞けるので実践向きといえます。
家の中で発音を勉強するならシャドーイング
英会話をいきなり始めても言葉が出てこなければ、外国人に声をかけたりといったことすらできません。そんな時に役に立つのがシャドーイングです。シャドーイングのやり方は簡単で、CDなどの音源から流れてくる英語の音声に追っかけて自分でも発音するというもの。
はじめのうちは聞きながら追いかけて発音するという形式に慣れないのもあって全くついていけないということもあります。しかしながら、何回か続けていくうちに自分の声が音源にぴったりとついていけるようになっていきます。
これだけ発音ができるようになれば、いざ英会話をするというときになっても言葉がつっかえたり、頭の中で言いたいことが浮かんでも言葉にならないということがなくなります。
はじめの一歩が肝心
英語学習初心者が英語学習を始めるにおいてはじめから自分の目標を大きく設定すると良いことも悪いこともあります。実現できないような目標の場合には、英会話の勉強すら面倒になってしまいがちです。実現できそうなちょうど良い目標だと緊張感をもって勉強することができます。
独学で英会話を勉強する際にはどうしても実践が少なくなりがちになりますし、緊張感を維持できないということもあります。そうならないよう目標を立てたり、数か月後に海外旅行するといった予定を並行して立てながら勉強するのも効果が上がります。
おわりに
英語学習は高い人気を誇っていますが、挫折している人も多く継続するのが難しいとされています。英会話学習の初心者で独学であれば自分のライフスタイルや予定に合わせた勉強時間のやりくりができるるので、継続しやすく習得の効率も良くなります。
独学でやるには工夫やモチベーションといったクリアすべきものもたくさんありますが、今回紹介した方法であればかなり手間を省いてかんたんに英会話ができるようになるのです。