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オーストラリアのワーキングホリデー 仕事で磨く英語力

はじめに

ワーキングホリデーで人気の国・オーストラリアですが、移民が多いことでも知られています。 そのため日本食のレストランなども数多く存在し、ワーキングホリデーのビザを活かした仕事探しが比較的しやすい環境ともいえるでしょう。 ですが一方で、ひとつ間違えれば英語力を伸ばすことなく仕事に明け暮れてしまうことにもなりかねません。そこで今回は、仕事をするうえで英語力を磨くための7つのポイントをご紹介します。

日本人だけと働かない

ワーキングホリデービザで渡豪した人が陥りがちな失敗は、日本人同士で集まってしまうことです。確かに海外というこれまで生活してきた場所とはすべてが異なる環境で、同じ日本人同士は話しやすく、考えることなく口から出てくる日本語で会話を出来るのは、ストレス発散にもなりますし、安心できるものです。

ただし、充分注意してほしいのは、プライベートから仕事まで、すべての環境を日本人だけにしてしまうことです。もちろんそこで運命的な出会いがある可能性もありますが、英語力を伸ばしたいなら職場には日本人が少ないに超したことはありません。最初は慣れない仕事探しで日本人の多い職場に偏りがちですが、なるべくは多様な人種が働いている環境を探しましょう。

ローカルに人気のお店を選ぼう

仕事をしながら英語力を身につけるもうひとつのポイントに、ローカルに人気のあるお店を選ぶことがあげられます。というのも、オーストラリアは様々な国の移民が溢れているので、一言にレストランといっても各国籍の料理店が数えきれないほど存在します。

そんななかでも、立地条件や料理の味付けによっては客層が偏っている店も多く、そうした店では英語ではなく母国語がとびかっている、なんてことも珍しくはありません。逆に、客層が豊かでローカルに人気のあるお店では、英語圏の顧客が多くくるので、ただオーダーをとったり料理を運んだりするなかにも、会話のチャンスがちらばっています。興味のあるお店には、まずお客として足を運んで客層をチェックしてみるのが良いでしょう。

ファーム仕事は一石二鳥

オーストラリアにワーキングホリデーで行くのなら、ぜひ一度体験してみてほしいのがファームジョブです。ワーキングホリデービザが発行されている国のなかで、唯一セカンドワーキングホリデーが取得できる条件でもあるファームジョブは、その名のとおり農業や牧場で働く仕事のことです。

農業仕事なので、体力的に決して楽な仕事とはいえませんが高収入が期待できることから、ヨーロッパ圏の人などはワーキングホリデーの期間をほぼファームジョブで過ごすという人も珍しくはありません。そのため、都市だけで働いて過ごすよりもより多くの人種と知り合える機会が増えるでしょう。また決しては快適とは言えない環境や仕事を共有することで、他国の人とはより心を許した交流ができることもあるのです。

ボランティアワークにチャンスあり

資金面で無理がない人におすすめしたいのが、ボランティアワークです。文字通りボランティアなので給料はもちろん発生しませんが、その分高度な英語力よりもボランティアに対する精神を重視されるところもあります。ボランティアという性質上、現地のイベントなどに参加するものがほとんどなので、一緒に作業を行う人も対象者も現地の人ということがほとんどです。

そのため、おどおどしているだけでは仕事にならないので、自分をいい意味で追い込むこともできます。現地の語学学校や留学エージェントで紹介してくれているものもあるので、まずはそうしたハードルの低いものから参加してみると良いでしょう。

屋台タイプのお店がおすすめ

オーストラリアでは土日や祝日に、マーケットやフェスティバルを開催しているところが多くあります。大きな公園で屋台のお店がたくさん並ぶのは、地域の特性も強く、せっかくのワーキングホリデーならぜひ参加してみたいものです。

そして、そうした場所では、出店側も来店側もローカルであるオーストラリア人の割合が非常に高くなるので、対応はすべて英語になるのが一般的です。加えてオーストラリアでは、土日祝日の仕事は時給が上がるという嬉しいメリットもあるので、意欲的に取り組める屋台のお仕事はおすすめなのです。もし求人情報を見つけることがあれば、是非挑戦してみましょう。

一カ所だけで働かない

ワーキングホリデーで海外生活を始める人のなかには、一度ひとつの場所で仕事を見つけ働き始めると、慣れない場所での仕事探しが億劫になって、ついついその状況に甘えてしまうという人が多くいます。当初は「掛け持ちしたい!」と意欲を見せていた人でも、仕事探しの苦労を重ねるうちに意欲を失ってしまうのです。けれど、せっかく縛りの少ないワーキングホリデーで留学したからには、多くの職場を経験してみるのが語学力を磨くポイントにもなります。

というのも、日本人はイントネーションを聞きわけるのが得意でない人が多く、同じ英語でも国籍が違う人が話しただけで聞き取れないということがあります。常に慣れた人との会話では決まったワードも多く、英語力はなかなか伸びてはいきません。なにか目的を持ってひとつの場所で働き続けるのは良いことですが、そうでないのなら率先していろいろな職場を体験してみましょう。

積極的に話しかけよう

そして、最後のポイントはなによりも「自らが積極的に話しかけること」につきます。たとえ、英語しかない環境で仕事を見つけたとしても、自分から仕事に関する質問をしたり、休憩時間に同僚と話をしたりしなければ、仕事に使う定番の言葉をいくつか覚えただけで終わってしまいます。

まずは日本語だけを使う環境を選ばず、自分に合った仕事を見つけることが大切です。ですがその後には、「積極的に仕事を覚えよう」「積極的に自分から仲間と仲良くなっていこう」という気持ちが、身につく語学力を変えていくということを忘れてはいけません。

おわりに

いかがでしたか?せっかくのワーキングホリデーで仕事に就けたとしても、そこから英語力を伸ばせるかどうかはまた別の問題です。 まずは英語をしっかりと使える環境に自分を連れて行って、積極的に英語を使っての話す機会を作っていくことが大切なのです。 一生に一度のオーストラリアのワーキングホリデーを活かして、ぜひ語学力を身に付けましょう。

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