こんにちは。
今日ご紹介するのは
「TOEICの7つの鍵」その1です。
とても多くの方々から、
「TOEICの点数を上げたいです!!」というご相談をいただきます。
企業の法人研修でも、
「まずTOEIC 500点は取らないと」、
「800点取らないと研修行けないんです」、
「900点とらないとこの会社に入社できません」といった
相談がとても多く見られます。
そこで今日は
今からすぐ使える
「TOEIC点数アップの方法」をお伝えしようと思います。
TOEIC問題集の意図を分析しよう
ここで質問です。
あなたの家の中にはTOEICの問題集が何冊も転がっていますか?
まさか積ん読にはなっていませんよね?
中にはそういう人もいるかもしれませんが、
きっとあなたは違うと思います。
TOEICの点数を上げたいと真剣に取り組んでいらっしゃるでしょうから、
きっと問題もちゃんと解いてらっしゃると思います。
しかし、
問題はその解き方です。
なぜかというと
ほとんどの方はただ自動的に問題を解いているだけで、
TOEICの試験の背後にある
「TOEICは何を問うているのか」ということを
分析していない場合がほとんどなのです。
すると最悪の場合、
ABCDという選択肢だけを
頭の中で覚えてしまって、
肝心の英語は全覚えていない、
TOEICはあなたに何を知ってほしいのかが
確認できていない、という状態に
陥ってしまいます。
これでは点数は上がりません。
受験勉強の時に必ず使う
問題集があります。
そう過去問です。
過去問というのは、何のためにあるのでしょう。
その大学に入るために
大学があなたに何を知っていてほしいのか、
また、それを知っているかどうかを
確認するための試験です。
TOEICもまったく同じなんです。
TOEICの場合も、
問題を解きながら
その問題があなたに何を問いかけているのかを
考えてみてください。
そうやって問題集を解いていくと、
「これは品詞の問題だ」
「これは語彙だ、この単語の意味を知っているかどうかを知りたいんだな」
「これは主語と述語の位置だ」
「これは時勢の問題だ」というように、
問題のパターンというのが透けて見えてくるんです。
でも、これを一人でやろうとすると
怠けてしまって、
解説を読んだだけで
「ああ、なるほど」と
納得して終わってしまう場合があります。
これは効率が悪いし、問題のある勉強法です。
TOEIC勉強会を開こう
そこでぜひ、
一緒に点数を上げたいと思っている方どうしで
TOEIC勉強会を開いてみてください。
そしてみんなで問題を解いた後、
それぞれがなぜこの選択肢を選んだのか、
お互い説明し合ってみてください。
すると、自分の理解を口に出すことによって
そのTOEICの問題の背景にあるパターンを
確実に分析することになります。
そうすれば、
今までただ解いていて
ABCDぐらいしか理解できていなかったものが、
「なぜTOEICはこの問題をあなたに問いかけているのか」が
理解できるようになるので、
「これはあのパターンだ」
「これもまたこのパターンだ」
という風に、どんどんパターンが見えてきます。
当然、そういったパターンは
無数にあるわけではないので、
今持っている問題集でも
そのパターンは十分見つかります。
ですから
この分析方法を3回試してみてください。
あなたのTOEICスコアが
ぐーんと上がること間違いなしです。
今回は
「TOEICのスコアアップへのつの鍵」その1を
ご紹介させていただきました。