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ネイティブにすんなり通じる英語を話すコツ

こんにちは。 純国産同時通訳者、小熊弥生です。 今回は 「ネイティブにすんなり通じる英語の学習法」の コツを2つご紹介します。 1つめは「発音」 2つめは「ネイティブ表現を仕入れる」 この2つがそのコツです。

1つめのコツ:発音

多くの人が、「日本人にとって英語の発音は難しい」とおっしゃいます。 けれども、そんなことはありません。 発音を覚えようとするとき、 発音記号を一生懸命勉強なさる方がいますが、 これは勉強しなくても大丈夫です!

ネイティブの発音をそのまま繰り返そう

発音記号を覚えたからといって ネイティブのような英語を話せるわけではありません。 大切なのは、発音を勉強するときに 「ネイティブの音をそのまま繰り返す」ということです。

アルファベットの発音を正確に覚えよう

私が試して一番効率が実感できたのは、 アルファベットの発音を正確に覚える、ということです。 AからABCDEFGと27個あるアルファベット 一つ一つの発音を正しく覚えることは、 とても大切です。 これを学ぶときにも、YouTubeの動画が役立ちます。 ネイティブの人が どういう舌の形と口の形で、どこから音を出してABCを発音するのかを 矢印や絵を用いて詳しく書いてある動画がたくさん出ていますので、 それを是非活用しましょう。 Aから最後のZまでを正しく発音できるようになると、 英語の発音がかなり改善します。 例えばこれを1日5個ぐらい覚えさえすれば、 1ヶ月であっという間に ネイティブらしい英単語が発音できるようになるでしょう。

カタカナ英語の発音を正確に覚えよう

その次に、あるいは同時並行でやっていただきたいのが、 カタカナ英語の発音です。 日本語にはカタカナ英語というものがたくさんあります。 たとえば「ジャグジー」。 「アイ・ウェント・トゥー・ジャグジー」 と言っても、ネイティブの人は、 「ジャグジー? ホワッツ・ジャグジー?」 となってしまうと思います。 本当の発音を覚えるには、この場合もインターネットを活用しましょう。 発音をしてくれる機能がついた辞書のサイトが たくさんあると思います。 そこでクリックしてみると、 “Jacuzzi”(ジャクージ) と発音しています。 ですから、 “I went to Jacuzzi” というふうに、ちゃんと発音してみてください。   もう一つの例は「テーマ」です。 例え身振り手振りを加えて 「トゥデイズ・テーマ・イズ」と言っても おそらく通じないでしょう。 ですから、”Today’s theme” という発音をちゃんと覚えましょう。 YouTube動画では、”pronunciation”で検索すると 発音に関する動画がたくさん出てきます。 そういったものもぜひ活用してください。 そうやって単語を正しく発音することを 習慣化するというのが最短ルートなのです。

1つめのコツのまとめ

では1つめのコツをまとめましょう。 ネイティブにすんなり通じる英語を話すには、 発音をしっかりと身につけること。 そのためにAからZまでを正しい口と舌の動きで覚えること。 オンライン辞書の発音機能や発音に関するYouTube動画で正しい発音を確認すること。 それが一番の近道です。

2つめのコツ: ネイティブ表現を仕入れる

ネイティブの表現に耳を傾けて いつもの表現に一工夫してみよう

英語を話すときに、多くの方が 日本語から翻訳しようとしてします。 たとえば 「これから私はパンケーキの作り方について説明をしたいと思います」、 あるいは 「うちの会社について説明したいと思います」 と言おうとすると、 だいたい、 “I would like to explain about how to make pancakes”や、 “I would like to explain about my company” のような表現に落ち着いてしまいます。 それはそれでもちろん通じますし、問題はないのですが、 ここでぜひ工夫していただきたいのです。 そういう場面でネイティブの方が、なんと言っているのかに、 十分注意して耳を傾けてください。 私自身、通訳をするときも、最初は直訳で訳すのですが、 そのあとは自分を学習砂漠状態にして、 知りたいという気持ちを持ちながら、 ネイティブがこの状況をどう説明しているのかを 聞くようにしています。 すると、色々と気づいてくるのです。 先ほど例に挙げた「パンケーキの作り方を説明しましょう」なら、 “explain”の他にも “Let me walk you through how to make pancakes”という言い方があります。 あるいは、「会社について説明しましょう」なら、 “Let me walk you throuh our company”です。 このように、アメリカ人は “walk through” という表現をよく使っています。 すると、「ああなるほど、『walk』か。 練り歩いて説明するかのように、 順を追ってパンケーキの作り方や会社説明をするという時に使うんだ。 『explain』だけじゃないんだ」 とわかってきます。 また、 渋谷をブラブラしているときについての話なら、 「この表現は何と言うんだろう、 『walk around』って言うのかな」などと考えながら ネイティブの表現を聞いていると、 “hang out” とい表現を使っているかもしれません。 「なるほど 『hang out』か、『うろつく』というイメージに近いな」 などというように、 自分自身が疑問を持ち、 英語のネイティブがその場面で何を言っているのか ということに注目していくと、 ネイティブにすんなり理解してもらえる表現が 覚えられるようになります。 ネイティブの表現はこうやって仕入れることができるのです。 以上、2つのコツでした。 これらをぜひ活用して、ネイティブにすんなり伝わる英語表現を たくさん学んでいってください。 最後まで読んでくださってありがとうございます。 次回をお楽しみに! Bye!

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小熊 弥生

小熊 弥生

純国産同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師
1971年生まれ。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。


短大卒業後に通訳者を目指すも、英語力は英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートを切る。独自の勉強法を駆使し、半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わっている。環境問題、人権問題、核兵器問題、IT、アパレル等の幅広い分野で臨機応変に対応し、顧客からの指名依頼も多い。アンソニー・ロビンズ氏(世界的ベストセラー作家)やホルスト L.シュテルマー氏(ノーベル物理学賞受賞者)の来日講演、F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリー氏の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見、タグ・ホイヤー150周年記念記者会見、有名企業のCEO来日記念取材など、数々のイベントでも通訳をつとめる。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たし、“バラエティーもできる通訳”として新たな領域を切り開いている。自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。英語学習への意欲を引き出す講演が好評を得ている。

2016年1月、株式会社ブリッジインターナショナルを設立し代表に就任。

著書に『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(KADOKAWA)、『5000の場数を踏んだ同時通訳者が教える「本当に」ビジネスで通じる英語フレーズ643』(講談社パワー・イングリッシュ)、『TOEICテスト280点から同時通訳者になった私がずっと実践している英会話の絶対ルール』(KADOKAWA)がある。

【小熊弥生 メディアサイト】

・ホームページ:http://www.ogumayayoi.com/
・Facebook:https://www.facebook.com/yayoi.oguma
・Twitter:http://twitter.com/Interpreteryayo

・株式会社ブリッジインターナショナル
 URL:http://www.bridgeinternational.co.jp

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