「脱三日の4P」その3「ルール化の力」
こんにちは。
今までご紹介した「脱三日の4P」その1 「他人の力」、
その2 「集団の力」に続き、
今回は3つめの、その3「
ルール化の力」をお伝えしたいと思います。
「脱三日の4P」というのは、
英語の勉強を頑張ろうと思ってはいるけれども、
なかなか続かない、
そういう人のための解決策です。
私がなぜ「ルール化の力」を使うようになったか
さて、3つめは「ルール化の力」です。
どういうことか、私自身を例に挙げてみましょう。
私が英会話の講師をしていた頃、
勤務時間は12時から夜の10時まででした。
帰ってきたらもう11時。
ということは、家に帰って夕飯を食べて、
お風呂に入ったらもう眠くて寝てしまう、
そういう状態になってしまったんです。
「これでは自分の英語力を上げることなんてできない」と
思いました。
そこで思いついたのが
「ルール化」です。
「ルール化」でTOEICスコア150点アップ
私の場合、10時に仕事が終わって家に帰ってきたら11時です。
そこでご飯を食べてしまうと、
もう眠たくてベッドに行ってしまうという状態になってしまいます。
それで、
その夜に勉強したい内容を全部バックパックに詰めて、
必ず、そのバックパックを玄関に置いておくことにしたんです。
帰ったら即、そのバックパックを持って
24時間のファミレスに駆け込み、
「その日の勉強内容を終わるまでは
絶対にそのファミレスから出ない」という
ルールを決めたんです。
ファミレスですから、
眠くなったとしても必ず、
ウェイトレスの方が、
「コーヒーいかがですか」と言って持ってきてくれます。
そうすると寝なくてすむんです。
しかも、私の場合は人前だと頑張るタイプなので、
そのレストランに入る方々の人の気配を感じることで
また頑張ることができました。
以前であれば、11時に帰って、
あとはご飯を食べてお風呂に入って
寝てしまうという生活だったのが、
ルール化の力のおかげで
夜中の11時から朝の3時か4時まで勉強して、
勉強し終えてから家に帰り、
シャワーを浴びて寝るという、
そういう生活になりました。
そのおかげで、
半年でTOEICのスコアが
805点からまたさらに150点、
つまり950点まで跳ね上がったんです。
ですから、
「仕事が忙しくてなかなか勉強ができない」とお悩みの方は、
ぜひこの「ルール化の力」を活用してください。
でも、「夜中に勉強しなさい」と言ってるのではありません。
あなたの勤務時間が6時か7時で終わるとしたら、
自宅に帰る前に、
素敵だなと思うカフェや、
素敵だなと思う店員さんがいるカフェに足を運んで、
15分でも30分でも40分でも、
勉強してみてください。
私がある会社で社内通訳の仕事をしていた当時に通っていたカフェでは、
店長さんがとても素敵な方で、
私がそのカフェに行くと、店長さんが必ず。
「おお、また頑張ってるね」と
声をかけてくださるんです。
それが嬉しくて、1日中、社内通訳をしてヘトヘトだったのに、
その店長さんに会って
「ああ、また頑張ってるね」と言われるだけで、
また1時間ぐらい勉強を頑張れる、という生活をしていました。
ですから、夜中でなくとも、長い時間でなくともいいのです。
今まで全く英語を勉強ができていなかったのであれば、
たとえ15分でも30分でも、今よりも少しでも勉強時間が増えれば、
それはあなたの英語力が上がるということです。
ですから、ぜひ「ルール化の力」を試してみてください。
英語への時間の投資というのは、どんな投資よりもリターンが確実です。
やればやるほど必ずリターンは増していきますから、
ぜひ、この「ルール化の力」を活用して、
英語力をアップしていきましょう。
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます。