経営ビジョンが運命の分かれ目。あなたと会社が、激動のグローバル社会で100年生き残る方法

はじめに
まずは、世界で活躍する3つの会社のビジョンをご覧ください 各社に共通するキーワードは『インターネット』です。 下線に注目しながら、どの会社か想像してみてください。 1.People use(company name)to stay connected with friends and family, to discover what’s going on in the world, and to share and express what matters to them. 『人々が(会社名)を通じて友人や家族とつながる、世界で何が起こっているかを知る、そして自分にとって大切なことをシェアし、伝える』



- フェイスブック
- ソフトバンクです。
- ビジョンとは?
- どうしてビジョンが大切なのか?
- ビジョンはだれのものか?
- ビジョンを創る:タイミングと場所
- 100年続くビジョンはどうやってつくる?
ビジョンとは?
経営会議で『ビジョンが大切なのは何となくわかりますが、要するにビジョンって何ですか?』と訊かれたとき、あなたはどう答えますか? 『カンブリア宮殿』にゲストで呼ばれて、村上龍さんに『御社のビジョンは?、ミッション、ストラテジー、ターゲットは何ですか?』と質問されたとき、あなたはどう答えるでしょう?




どうしてビジョンが大切なのか?
あなたが登ろうとしている山はどんなものでしょう? そこで見える景色をチームが理解し、心から共感している場合とそうでない場合にチームの生存率と成功率に大きな違いが出ることは容易に想像がつきます。 ビジョンを考える際に、元スタンフォード大学教授のジム・コリンズ氏による世界的ベストセラー『ビジョナリーカンパニー(原題”Build to Last”)』を避けて通ることはできません。 文字通り『ビジョンを持っている企業』について書かれた本で、私の前職であるGE(General Electric) も『ビジョナリーカンパニー」として、興味深い研究・分析がなされています。 彼が著作の中で、『ビジョナリーカンパニー』と定義した企業の、50年以上にわたる利回りを調べたところ、市場平均と比べてなんと15倍以上の差がついていることが分かりました。 あわせて、それらの企業は50年以上存続しているということです。
ビジョンはだれのものか?
ビジョンは当然ながら、まず、つくった人のものです。経営者一人がつくるケースもあれば、経営幹部と一緒につくるケースもあるでしょう。もしかしたらコンサルタントにお願いしたかもしれません。 経験から言えるのは、一緒につくることで、関わる人々の想いと情熱が化学反応を起こし、よりパワフルなビジョンが出来上がるということです。 でも、それ以上に大切なのは、誰が『つくった』よりも誰の『本物』であるかです。
ビジョンを創る:タイミングと場所
・まず思い浮かべるのは『創業時』でしょう。ソフトバンクにおいては創業時の『1丁(兆)、2丁』、それから30年経って『情報革命で人々を幸せにしたい』が創られました。

100年続くビジョンはどうやってつくる?
ソフトバンクを見ても分かるように、ビジョンを毎年創っている人はほとんどいないでしょう。 だからこそ、その自分がビジョンを創る必要に迫られたとき、例えば自分が創業するとき、ビジネスを引き継いだとき、企業の大きな転機に直面したときに、困ってしまうのではないでしょうか。 せっかく苦労し、時間をかけて創ったビジョンも、つくりかたによっては、何となく他人事のように聞こえてしまい、いつの間にか忘れ去られることはないでしょうか。 正直に話します。100年続くビジョンを1日でつくるのは不可能です。 また、これだ!というレシピを準備することも自分にはできません。 それでも何かのヒントになればと思い、方程式をシェアします。 『ビジョン』=『自分自身が歩いてきた道』✖︎『自分が人生で見たい景色』✖︎『言葉』

