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英語逐次通訳になりたい人のためのリスニング上達法

皆様こんにちは。 同時通訳者の小熊弥生です。 今日は私をフォローしてくださってる方々から 通訳になりたいとか、通訳的な仕事を今の会社で 求められているので、どうしたら出来るようになりますか というご相談が結構多いので、 簡単な通訳をする時に必要なスキルをご紹介していきたいと思います。 まず通訳ってそもそも2種類あります。 実際にいうと3種類くらいあるんですが 大きく分けると「逐次通訳」「同時通訳」というのがあります。 これ結構誤解されている方が多いのですが 「逐次通訳」というのは、バーッと話者の方がお話しますよね で、話し終えてポーズをしている間に通訳が別の言語でまとめ出来るだけ原型に近しい形で訳していくこれが「逐次通訳」。 「同時通訳」というのが、話者の人がバーッと喋ってるのをちょっとずつ遅れながらどんどんそのまま 一緒に話の筋を伝えていくのが同時通訳になるわけです。 ですが、だいたい一番最初にやるのは「逐次通訳」でありますし 職場で英語ができるからちょっと通訳して欲しいんだけど という時の通訳も「逐次通訳」になりますので、 その「逐次通訳」のコツについてお話をします。 逐次通訳をする時というのは、相手がわーって言った内容を 頭の中で記憶しておかなきゃいけないですよね。 なんとなくわかったはずなんだけど いざ日本語で言おうと思ったら言えない。 という事が起こり得るわけです。 何故かというと、自分自身の短期記憶が 他の言語にかえようとした瞬間にパーッと消えちゃうからなのです。 ですのでそれを防ぐために ちゃんと覚えておいて別の言語でもいえるようにするためには 短期記憶を強化しておく必要があるのです。 その短期記憶の強化に使えるのが 「リプロダクション」というスキルになります。 「Reproduce」という英語の名詞形になります。 「Produce」というのは「作り出す」という意味ですよね。 「Re」というのは「again 、もう一度」という意味ですから 「Reproduce」は 「再現する」「もう一度(再度)構成する」という事になります。 その言葉からなんとなく想像できる方も いらっしゃると思うんですが、 まず英文をバーッと一文ずつでもいいですし、 できる方は3分、、失礼!3分じゃないですね(笑) 3行とか流していただいて練習されてもいいです。 ちなみに、プロの逐次通訳者ということになりますと 3分でも5分でも15分でも覚えていられるくらいになります。 ですので、通訳を目指される方は それくらい練習していただいていいと思うのですが プロではないけれど通訳のスキルを使ってお仕事される という方は1行ずつからでスタートして構わないですから、 動画とかを一度1行再生して止めて、 それをもう一度繰り返すというのをやってみてください。 皆さんがもっとスピーキングできるようになりたいというのであれば 英語でそれをそのままオウム返ししてください。 そうすると、短期記憶も鍛えられますし 自分の英語表現力も、いきなり短期記憶に書き込もうと しますから効率よく皆さんの短期記憶も成長させる事ができます。 これは非常に効果的な脳の筋トレのようになります。 このように練習していっていただければいいと思います。 そして、1行ずつでも辛い!時は ワンフレーズでも構いません。 ちょっとフレーズを聞いて止める→繰り返す→ もう一回流す→再生する→繰り返すというのをやってみてください。 これがリプロダクションです。 そして、長くなれば長くなるほど 皆さんの通訳力も英語力も上がっていきます。 さらに何分もの内容を覚えていられるくらいの集中力が身につくと 人生においても、先日私が通訳させていただいた 成功者のブライアン・トレーシーも、 とにかく何より大切なのは成功するために集中力を研ぎ澄ます事だ。 しっかり集中できるようになっていく事が大切だ。 とおっしゃってました。 その練習にもなりますので、ある意味 自分を成功する脳にも変えていく事ができます。 スピーキングにも役立ち、リスニングにも役立ち、 そして皆さんの通訳力自体も上げてくれる スーパー勉強法でありますので 是非リプロダクションを試してみてください。 それでは、最後まで聴いてくださってありがとうございました。 thank you verry much for Watching until the very end, and I hope to see you soon!bye!

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14. 英文を全部読んでいては、パート7で点は稼げない

●はじめに(PDFより抜粋)

短大を卒業した後、「通訳者になりたい」と思った私は、生まれて初めてTOEICを受けました。それまで英会話を少しかじっていたのですが、テストの準備はまったくしておらず、スコアはなんと280点。とても落胆したことを覚えています。

ところが、半年後に再度TOEICを受けた時には805点にアップ! これには、私自身もびっくりしました。その後、半年かけて900点をクリアし、さらにその1年後に950点を達成しました。そしてTOEICで280点を取ってから3年半後、海外留学経験ナシで純国産の通訳者となり、現在はフリーの同時通訳者として仕事をしています。

私はこれまで、多くの方から「なぜ半年で500点以上もスコアを上げられたのか」という質問を受けてきました。
2011年10月には幻冬舎より初の著書『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』が出版され、私の経験を踏まえた英語学習のコツをお伝えできたと思っています。
さらに2012年4月には、英語を身に付けたいと願うすべての方に向けて、目標を達成する勉強法をまとめた『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)を上梓しました。

このPDFは、「これからTOEICを受ける」という方、「TOEICのスコアをアップしたい」という方に向けて、これらの本や私のブログなどで取り上げている英語学習法の中から、TOEICの攻略につながる情報にしぼってご紹介するものです。
このテキストが、みなさまの英語学習の一助となることを祈っております。

小熊弥生

 

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小熊 弥生

小熊 弥生

純国産同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師
1971年生まれ。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。


短大卒業後に通訳者を目指すも、英語力は英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートを切る。独自の勉強法を駆使し、半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わっている。環境問題、人権問題、核兵器問題、IT、アパレル等の幅広い分野で臨機応変に対応し、顧客からの指名依頼も多い。アンソニー・ロビンズ氏(世界的ベストセラー作家)やホルスト L.シュテルマー氏(ノーベル物理学賞受賞者)の来日講演、F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリー氏の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見、タグ・ホイヤー150周年記念記者会見、有名企業のCEO来日記念取材など、数々のイベントでも通訳をつとめる。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たし、“バラエティーもできる通訳”として新たな領域を切り開いている。自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。英語学習への意欲を引き出す講演が好評を得ている。

2016年1月、株式会社ブリッジインターナショナルを設立し代表に就任。

著書に『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、『英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(KADOKAWA)、『5000の場数を踏んだ同時通訳者が教える「本当に」ビジネスで通じる英語フレーズ643』(講談社パワー・イングリッシュ)、『TOEICテスト280点から同時通訳者になった私がずっと実践している英会話の絶対ルール』(KADOKAWA)がある。

【小熊弥生 メディアサイト】

・ホームページ:http://www.ogumayayoi.com/
・Facebook:https://www.facebook.com/yayoi.oguma
・Twitter:http://twitter.com/Interpreteryayo

・株式会社ブリッジインターナショナル
 URL:http://www.bridgeinternational.co.jp

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