1つめのコツは、リエゾンと呼ばれるものです。
あなたも英語の映画などを見ているときに、
よく”gonna”や、”wanna”といった表現を
聞いたことがあるのではないでしょうか。
これを意識的に使うことが
1つめの大きなポイントになります。
たとえば
「今夜何をしますか?」と言うときに、
“What – are – you – going – to – do?” というふうに
ブチブチ切ってしまうのではなく、
一呼吸で全部つなげて言ってしまいます。
“What are you gonna do?”
あなたも言って見ましょう。
“What are you gonna do?”
わかりやすいようにカタカナで表すと、
「ホワダユゴナドゥー?」のようになります。
そうやって、 “What are you going to do?” ホワット・アー・ユー・ゴーイング・トゥー・ドゥー)ではなくて
“What are you gonna do?” (ホワット・アー・ユー・ゴナ・ドゥー)という風に つなげて言うと、 英語がグーンと英語らしい表現に聞こえるようになります。
たとえば “What if”(ホワットイフ)なら、
“What if”(ホワリフ)という短いリエゾンになります。
こういう英語らしい表現を
意識的に吸収しようとしながら
YouTubeの動画を色々聞いていくと、
耳で聞き取れるようになりますし、
自分でも言えるようになります。
ですから、是非このリエゾンに注目しながら
勉強してみてください。
その2: ジェスチャーを使おう
2つめのポイントは、ジェスチャーです。
「アメリカ人ってジェスチャーがオーバーですね」というのを
よく聞きます。
例えば、体を全く動かさずに “What are you gonna do tonight?” と言うよりも、
身振り手振りをつけて “Hey, what are you gonna do tonight?” と言う方がずっと英語らしく聞こえます。
また、
“I don’t know” や
“Well” と答えるときにも
ちょっと肩をすくめてみるのもいいでしょう。
映画やドラマを見ていると
外国人らしいジェスチャーが
たくさん見つかると思います。
ですから、あなたも是非、体を使って
それらのジェスチャーを真似てみてください。
ぐっと表現が英語らしくなっていきます。
その3: 腹の底から発音しよう
そしてもう1つ、
3つめのポイントは、発声の元を変えるということです。
先ほどの、”What are you gonna do tonight?”
というフレーズをもう一度例にあげましょう。
日本人式の発音では、
おもに口の中を共鳴させて
音を出すことが多いです。
ですから、
日本語式で話すと、首から上、口の中だけで
「ホワット・アー・ユー・ゴーイング・
トゥ・ドゥー・トゥナイト?」という風になっていまいます。
これをリエゾンして短く言ったとしても、
あまり英語らしい表現には聞こえません。
日本語では、体の上の方で声を出すのに対し、 英語を話すときには、 腹の底から声を出すようにしてみてください。
腹式呼吸を利用した声の出し方です。
そういう意味で、外国人の歌声は、すごく伸びやかで
共鳴して、上手だなあと思うことが多いと思うんです。
つまり、英語というのはそういう音の響きで 相手に理解させるという言語でもあるのです。
ですから、あなたもお腹の底から声を出して、
“What are you gonna do tonight?”
と言ってみてください。
日本語調に首から上で声を出して
「ホワット・アー・ユー・ゴーイング・トゥ・ドゥー・トゥナイト?」
と言うよりも、
ずっと英語らしい表現に聞こえると思いませんか?
まとめ
では復習しましょう。
ポイントは3つでした。
まず1つめ。
「ホワット・アー・ユー・ゴーイング・トゥ・ドゥー・トゥナイト?」 という風にブチブチ切らずに、一気に “What are you gonna do tonight?” と言うこと。
そして2つめは、ジェスチャーです。
外国人を真似て、 “Hey, what are you gonna do tonight?” という風に言ってみること。
そして3つめは、
腹の底から英語を発声するということです。
腹の底から
“What are you gonna do tonight?”
と言うと、英語らしく聞こえます。
以上、3つのポイントをお伝えしました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
Thank you very much for reading until the very end
and I hope to see you soon.
Bye!