こんにちは。
今回は
「TOEICの7つの鍵」の2つめを
お伝えしたいと思います。
「その1」で紹介したことを覚えていらっしゃいますか?
「自動的に問題集を解いて
ABCDで覚えるのでは効果がない」ということでしたね。
では、どのように問題を解くのでしょう?
「分析をしながら解く」んです。
それについては1つめの鍵についての記事に書いてありますので、
ぜひ読んでみてください。
[TOEICスコアアップへの7つの鍵 その2]
では2つめの鍵についてお話ししましょう。
これも、非常にシンプルながらも、
素早いスコアアップにつながるポイントです。
英単語を覚える時
皆さん通常どうしていますか?
たとえば
「like」 =「好き」
「dislike」 =「嫌い」
「loath」 = 「憎い」
というように
日本語と英語を一対にして
覚えているのではないでしょうか。
けれども、TOEICというのは
どのような試験だったでしょう?
そうです。
「英語で設問がなされて、
それに対して
英語で書かれている選択肢を選ぶ」
という形式ですね。
ですから
日本語と英単語をペアにして
一対にして覚えたとしても
TOEICでは点数が上がりません。
[英語を英語で言い換えよう]
では、どうすればいいのでしょう。
英語を英語で言い換えて
覚えていくのです。
類義語、もしくは対義語を使って言い換えてみましょう。
類義語は同じような意味の単語ということです。
ですから例えば
“I like an apple.”
「私はリンゴが好きです」
だとすると
“I love an apple.”
“I love apples.”
という具合に
「like」 とか「 love」を使った表現でもいいのです。
逆の表現もできます。
“I do not dislike apples.”
「リンゴは別に嫌いじゃない」
この表現でもニュアンスは近いですよね。
このように、
英語が理解できたかどうかを確認するには、
英語を日本語に置き換えるのではなくて、
英語で別の表現で言い換えるか、
あるいは否定の形にして
対義語で置き換えするか、
その
2つの方法で覚えていくことができます。
[シソーラス(類義語辞典)使って単語をグルーピングしよう]
そのように
TOEICのスコアをアップしていくための
単語の勉強法には
シソーラスと呼ばれる
類義語辞典を使うことをお勧めします。
私が英語を勉強していた頃は
まだインターネットが
普及していなかった時代ですから、
紙の辞書を使っていました。
でも今では
googleなどを使って検索すれば
類義語も対義語もたくさん出てきます。
ですから、それを使って英単語の
グルーピングをしてみましょう。
例えば、
これは「likeシリーズ」
これは「dislikeシリーズ」
これは「何々シリーズ」というように、
色々なシリーズを
作っていってください。
「speak」「talk」「state」
などの
「話す」に関する表現をどんどんまとめても結構ですし、
「listen」「hear」 といった
耳に関連するものを全部まとめていただいても結構です。
そうやって
グルーピングをすることによって、
単語や語彙の問題の場合でも、
あるいは読解で「これはどういうことを言っているのでしょう」という
設問の場合でも、
たいてい
本文中に、
類義語か対義語で答えになる単語や文章がありますので、
それを探せばすぐに答えが見つかります。
この勉強法を使えば
TOEICのスコアがグンと上がりやすくなるはずです。
今回は「TOEICスコアアップへの7つの鍵」の2つめをご紹介しました。
おさらいしてみましょう。
TOEIC対策で英単語を覚えるときには
日本語と英語を一対にして覚えるのではなく、
英語を英語で言い換える、
英語の類義語や対義語をグルーピングする
といった方法で覚えていけば
素早いスコアアップにつながる、というのがポイントでした。