英語を話すときに、多くの方が
日本語から翻訳しようとしてします。
たとえば
「これから私はパンケーキの作り方について説明をしたいと思います」、
あるいは
「うちの会社について説明したいと思います」
と言おうとすると、
だいたい、
“I would like to explain about how to make pancakes”や、
“I would like to explain about my company”
のような表現に落ち着いてしまいます。
それはそれでもちろん通じますし、問題はないのですが、
ここでぜひ工夫していただきたいのです。
そういう場面でネイティブの方が、なんと言っているのかに、 十分注意して耳を傾けてください。
私自身、通訳をするときも、最初は直訳で訳すのですが、
そのあとは自分を学習砂漠状態にして、
知りたいという気持ちを持ちながら、
ネイティブがこの状況をどう説明しているのかを
聞くようにしています。
すると、色々と気づいてくるのです。
先ほど例に挙げた「パンケーキの作り方を説明しましょう」なら、
“explain”の他にも
“Let me walk you through how to make pancakes”という言い方があります。
あるいは、「会社について説明しましょう」なら、
“Let me walk you throuhour company”です。
このように、アメリカ人は “walk through” という表現をよく使っています。
すると、「ああなるほど、『walk』か。
練り歩いて説明するかのように、
順を追ってパンケーキの作り方や会社説明をするという時に使うんだ。
『explain』だけじゃないんだ」
とわかってきます。
また、
渋谷をブラブラしているときについての話なら、
「この表現は何と言うんだろう、
『walk around』って言うのかな」などと考えながら
ネイティブの表現を聞いていると、
“hang out” とい表現を使っているかもしれません。
「なるほど 『hang out』か、『うろつく』というイメージに近いな」
などというように、
自分自身が疑問を持ち、 英語のネイティブがその場面で何を言っているのか ということに注目していくと、 ネイティブにすんなり理解してもらえる表現が 覚えられるようになります。
ネイティブの表現はこうやって仕入れることができるのです。
以上、2つのコツでした。
これらをぜひ活用して、ネイティブにすんなり伝わる英語表現を
たくさん学んでいってください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
次回をお楽しみに!
Bye!