こんにちは。純国産同時通訳者の小熊弥生です。
今回は、あなたに合った英語学習法について
2つのポイントをもとにお話をしていきたいと思います。
あなたは聴覚型ですか? それとも視覚型ですか?
人間はだいたい、
耳で覚えるタイプの聴覚型と、
目で見るイメージで覚えるタイプの視覚型の
二つに大きく分かれています。
では、あなたが
聴覚型なのか視覚型なのかは、
どうすればわかるのでしょう。
ここで、目をつぶって、自分の一番楽しかった時のことを
思い出してみてください。
その時に、最初に、楽しかったときの情景、
たとえばクリスマスのときにお父さんやお母さんからおもちゃをもらって
箱を開けた時の瞬間が映像として浮かんだ人は、
聴覚型ではなくて視覚型ということになります。
英語ではこれを
ビジュアル型とも言います。
そういう人の場合は、視覚的なエイドを使って
英語の勉強をするのがベストでしょう。
たとえば英単語を覚えたいときにも、
言葉を発音で覚えるよりも、
グーグルの画像のところをクリックして
イメージを見て覚える方が効果が上がるはずです。
一方、
「目をつぶって楽しい時のことを思い出してください」
と言われたときに、「大好きな人と一緒にドライブに行ったときに
かかっていた曲を思い出した」という方、
「耳での情報が先に浮かんだ」という方は、
聴覚型です。
私もそうなのですが、
聴覚型の人は、耳からの学習法がより効果的です。
視覚的な情報をもとに覚えるよりも、
聴覚からの情報をもとに覚える方が効果が上がります。
今では、iPhoneやその他のスマートフォンなどを使って
音で聴ける教材がたくさんあります。
ポッドキャストでもいいですし、私の場合はDVCのライブや
ブルーブバーグのライブなどを利用しています。
今は海外のニュースもスマートフォンで手軽に聴けるようになっています。
私はよく、
「耳を遊ばせない」という言い方をするのですが、
耳を遊ばせずに、
常に耳から情報を入れるようにしておくと、とても効果的です。
視覚型の人は、覚えられない単語を壁に貼ったりして目で覚えると
覚えやすいでしょうし、
聴覚型の人は、覚えたい単語をMP3に落とし込んで、
スマートフォンに入れ、
歩いているときでも電車に乗っているときでも、
耳を遊ばせないように常に聞くようにしていると、
自然と覚えやすいものです。
つまり、それが
聴覚型の人に合った英語勉強法というわけです。
ただ、あなたが聴覚型の人だとしたら
視覚的なエイドを使っても一切無駄なのかといったら、
そんなことはありません。
私自身も、
覚えられない単語をお手洗いの壁や玄関の扉に貼ったりして、
出たり入ったりするときに必ずその単語を読み上げるようにしています。
ですから、二者択一しなければならないというのではなく、
自分が得意な方に重点を置いて、
もう片方は補助的に使うようにすると、
あなたの1分の質をより効果的に上げていくことができます。
自分に合った勉強法で1分の質を上げる
「1分の質」という言葉が出ましたが、
世界中皆、同じ1日24時間の中で勉強してるわけですから、
あなたに合った英語学習法を使うことで
その
1分の質を上げていけば、
どんなに忙しかったとしても、その中で最大の効果が得られるようになります。
さて、あなたは聴覚派ですか? それとも視覚派ですか?
自分がどちらのタイプかがわかったら、
それにもとづいて、しっかり勉強をしていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。
See You!