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幼児英語のお勧めの教室

はじめに

こんにちは。私は、現在アメリカワシントンDCに留学中の関西エリア私立R大学国際関係学部の1回生です。この留学は長期、短期合わせて3回目となります。今では、ほぼバイリンガルであり、こっちの生徒たちにも、アメリカ育ちだと勘違いされるほどです。しかし私の英語の上達は、3回の留学よりも幼児期の英語塾によるものだといます。母が先生をやっていたこともあり、私は生まれた時から今回紹介する英語の習い事で英語と触れてきました。

この「LABOパーティー」という英語塾は英語だけでなく、リーダーシップ力や、責任力など、多くの将来役に立つ力を培うことができます。もうそのLABOを辞めて2年になりますが、今でも時々は顔を出しますし、そこで出来た仲間とも連絡を取り合います。この私が誇りに思う英語教室を知って、より多くの人が幼児英語に親しんでくれるとうれしいです。

LABOとは?

「LABOパーティー」は、1966年から始まり、来年で50周年になる英会話塾にしては歴史のある、北海道から沖縄まで全国にグループのある団体です。LABOパーティーの基軸は幼稚園から大学生までの生徒(LABOっ子)が縦割りの繋がりを大事にしながら、活動していくことで子どもたちの未来を豊かにする「大切なこと」をたくさん学ぶことにあります。このパーティ活動の先には、ひとりだちや現地体験を通して学ぶ異文化理解というゴールを掲げた「ホームステイプログラム」があります。

多くの生徒は幼稚園・小学生からLABOに入り、パーティー活動の中で多くを学んだ上でホームステイに行き、そこで学んだものをまた「パーティー活動」に応用するという流れです。私自信は、2歳からLABOに入り、中学2年生で初ホームステイ、高校2年でLABOを通して1年留学を体験しました。LABOは中学生~高校生の間に他国に長期もしくは短期でホームステイに行き、直に異文化直に触れることが言語発達や、世界を知ること、ひとりだちをすることに繋がると考えています。次の章からは具体的なLABOのプログラムを紹介していきます。

パーティー活動

LABOパーティーには、テューターと呼ばれる先生のもとに0~幼稚園入学前の幼児のための「Play Room」、幼稚園~大学生までの「ラボ・パーティー」、そして各地区の中学・高校生有志が月に1~2度集まる「中高生広場」があります。Play Roomでは保護者の方と一緒に、英語の歌やゲーム、お話を楽しむ活動です。「0歳に英語を教えても。」と思う方は多いと思いますが、小さい頃から英語を遊び感覚で耳にすることで英語の発達がよくなります。

私は、このように英語を遊び感覚で学んできたおかげで大きくなって学校で英語を習うようになっても苦にならず、むしろ楽しく学ぶことができました。Play Roomでは、英語だけでなく、一緒にLABOに参加し、お家でもLABOの歌などを一緒に歌うことで、子供と保護者の関係を深くし、そのPlay Roomに集まる保護者同士での子育て相談なども応援しています。パーティー活動は塾のような形で週1回集まり、「テーマ活動」と呼ばれるものを中心に活動します。

LABOの教材は、世界各国のお話のCD・絵本があります。「テーマ活動」とは、生徒(LABOっ子)たちが英語と日本語が交互に入っているこのCD・絵本をもとに、このお話をパーティー全員で2~3ヶ月かけて作り上げる活動です。LABOの幼児向けの教材の代表例としては、ぐりとぐら・ピーターパン・桃太郎など有名なお話から、ヘルガの持参金・おでかけたろうなど他国の子供たちに人気のお話もあります。

他にもロミオとジュリエット・ギリシャ神話などの難しいお話もたくさんあります。演劇による表現力だけでなく、台詞?ナレーターも英語で暗記するので英語力がつきます。この「テーマ活動」は、テューター主体ではなく、LABOっ子たち自身が大きい子たちを中心に1から作り上げ、小道具や背景を使わずに、舞台の上にLABOっ子たちだけが立ち演技をしていきます。これによって、表現力・想像力・リーダーシップ力・協調性・思いやりなど様々な力を培っていくことを目標としています。

キャンプ

LABOパーティーは、年に3回夏・冬・春に全国各地でLABOキャンプを開催します。全国からニセコ・蔵王・ラボランド黒姫・湯壺・大山などにLABOっ子が集まります。夏のキャンプは特に、どこのキャンプ地にでも参加できるので、全国各地に友達が増える機会になります。

このキャンプでは、大学生コーチと呼ばれる大学生のLABOっ子たちが中心に運営・進行をし、シニアメイトと呼ばれる高校生のLABOっ子たちが、40人ほどのグループ2人ペアでまとめます。大きい子にとっては、パーティー活動で学んだリーダーシップ力や協調性などを発揮するチャンスです。小さい子たちも、大きい子たちのかっこいい姿をみて、憧れを抱き成長していきます。このキャンプは、3泊4日を各グループがひとつの民宿に住みむので、その4日間で起きる色々なハプニングや苦労を共にしたグループの友達は一生ものです。

この3泊4日でシニアメイトを中心に1つのテーマ活動を作り上げます。全体でのプログラムには、野外活動での登山・川遊びや、キャンプファイヤー、バザーなどもあります。私は、このキャンプに毎年2回ずつ行っていましたが、ここで学んだことは今にも繋がる大切なことであり、ここで作った友達とはいまでも連絡を取り合っています。

中高生活動

この章は、幼児英語とは関係ないですが、LABOの幼児英語教育がこの活動に繋がるので紹介します。中高生活動は、名前の通り各地区の 中学生?高校生の有志LABOっ子が月に一度集まり、テーマ活動をします。年に1度、支部全体の中高生活動が一同に集まり、テーマ活動の発表会を行うテーマ活動大会があります。

私の出身地である九州の場合 は、9地区(福A?福B?北九州?佐賀?長崎?大分?熊本?宮崎?鹿児島?沖縄地区)が集まり何十人単位のテーマ活動が行われます。中高生にもなると、迫力も出ますし、1つ1つの動きが細かく一体感があり、面白いテーマ活動がみられます。中高生活動では キャプテン?副キャプテンが半年周期で代わり、月に1度の活動を仕切っていきます。多くの地区の中高生活動は、その地区の合宿を企画?運営を行います。

通常は、1泊2日の短い合宿ですが、この中で幼稚園から大学生までをまとめる機会にもなります。中学生から高校生までの長い縦割り関係があることで、中学生は高校生から色々な知識?技術を学び、自分たちが高校生になると逆に下の子たちに教えていきます。ここまでの3つの説明の様にほとんどの活動がLABOっ子主体であるLABOは、リーダーシップ力を培うことにも重点をおいています。

ホームステイプログラム

LABOパーティーは、小学生~高校生を対象にした多くの国際交流プログラムがあります。小学生対象のものとしては、中国・韓国への短期留学があり、中学生対象の北米(アメリカ・カナダ)交流、高校生対象のオーストラリア短期留学とアメリカへの1年留学プログラムがあります。幼児期からパーティー活動を通して培ってきた多くの力を試し、より磨く最高の機会として提供されています。

この多種にわたる国際交流プログラムは3つの目標を掲げています。1つ目は、「ひとりだちへの旅」として、過保護に守られている環境から一歩抜け出して保護者のいない環境で自己判断や自己解決力を学ぶこととしています。2つ目は、「体験を通して学ぶ」ことで、日本にとどまって目と脳で学ぶのではなく、現地で、体と心で異文化を学ぶことを重視しています。最後は「異文化を理解しよう」で、日本と違う文化を直に触れ、受け入れることで相互理解を深められます。異文化に触れることで逆に日本の良さや、自分の日本の見方が変わることもあります。

これらのプログラムでは、1ヶ月間、ほとんど日本人のいないところで現地のアメリカ人ホストファミリーと暮らすので、日本にいて保護者に守られている環境とは一変して、言葉の壁や、多くの困難が待ち受けていますが、参加する多くのLABOっ子は、「その困難が自分を成長させた。」とこの経験に前向きな感想を持っています。

受け入れ・ホストファミリー

LABOっ子が1ヶ月間ホームステイをした翌年の夏には、ホームステイ先のホストブラザー・シスターを受け入れる機会があります。受け入れは必ずしもホームステイ先の人とは限りませんが、自分がホームステイした後に今度は自分が受け入れをすることができるということです。

1ヶ月間、他国の子供を預かり、一緒に行動するわけですから、このプログラムには家族の多大な協力を必要としますが、多くのLABOファミリーはこの機会を楽しみにしています。受け入れをしたLABOっ子は受け入れしているホストブラザー・シスターと共に自分の地区のサマーキャンプに参加します。

普段は、自分の家族がその子の世話をしていても、キャンプ中は、自分自身がホストブラザー・シスターの保護者代わりです。ホストブラザー・シスターの中には我儘で活動に参加しない子や、日本語が分からないために、自分が通訳をしなければなりません。この経験を通して、LABOっ子たちは、責任感を培うことができます。このようなプログラムを通して、英語力、責任感、自立性など多くのことを吸収することができます。

LABOの長所・短所

最後に短く長所と短所についてお話します。短所としては、幼児からの教室、教材1つ1つの質が高いことにまして、ホームステイに行くとなるとLABOを高校もしくは大学で卒業する頃には、膨大な出費になります。しかし、私はそれだけ払う価値のあるプログラムであり、その払った分以上の知識・経験を積むことができると思います。

長所の1つは、小さいころから英語に触れているので、多くの学生が悩まされる英語嫌いになりにくいこととこのグローバル化している世の中で、将来的に英語を強みにできることです。2つ目は、英会話塾なのに、英語力だけでない上に紹介したような様々な力を身に着けることができることです。

LABOで学べるすべてのことは将来大いに役立つことです。最後の長所としては、一生ものの友達が日本だけでなく、海外にもできることです。このおかげで、私は、各都道府県に最低1人は友達がいますし、アメリカだけでなく、アジアにも多くの友達がいます。

おわりに

普通の英会話塾とは一風変わったLABOパーティーで幼児から英語力だけでなく、将来色々な場面で必要とされる表現力・想像力・リーダーシップ力・協調性・思いやりなどを培ってきた私は、今こうしてアメリカに1人で留学し、多くのことを学んでいます。

特にLABOを高校生・大学生まで続けたLABOっ子たちは、人の倍以上の行動力とやる気を持った精神力の強い子が多いです。より多くの人に、LABOパーティーをもっと知って頂き、このプログラムの良さをして頂きたいです。

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