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アルファベットの練習はいつから始めたらいいの

読む、書く、両方同時に?

英語の歌を聴き始め学習がスタートしたら、次の疑問として文字(アルファベット)はいつ教えたらいいのかしら?と思うのではないでしょうか。今回はそちらの疑問を考えていきましょう。

日本語の習得と同じ?

  小学校に入学すると国語で「ひらがな」を学びます。文字がどんな音をもっているのかが分からないと教科書が読めません。ですので、まずはひらがなの学習です。 最近の親御さんは学習意識が高く、家庭、幼稚園、保育園などでひらがなを学習して入学するお子さんがほとんどです。(もちろん書けなくても問題ありません!) 入学前にひらがな、(母国語)の学習をしていることは学習の導入に効果的である。と私は感じています。(入学後何度も練習するのですから、早いスタートが効果的と言えば、当たり前ですね)つまり、アルファベットも英語の歌を歌い楽しくなってきたところで一緒に学習で問題ないということです。 では、書き方はどうするの?となりますよね。 こちらのサイトで書き方の動画もあります。 https://www.youtube.com/watch?v=Kt0nlWkUBJw&t=1s&index=1&list=PLdadSXW_qKkmD5sYnLyGHcDO6B3l4fb8D   私の学校ではこの動画を1日1文字、見る→ワークシート練習を取り組みました。 しかし、1回では覚えることは難しいですし、それが普通です。 なぜならひらがなを覚えるのも1学期中に覚える。くらいの余裕をもって取り組んでいます。その間何度もテストをしますし、夏休み中の宿題にしたりもします。 また、日本語は音読の宿題や絵本を読むなど(学校では、課題がはやく終わった子には読書をさせることが多いです。)たくさん日本語と触れ合う時間が確保されています。それでひらがなを習得していきますので、アルファベットも気長に楽しく取り組んでいきましょう。

ほめ方にもコツがある!カシコクほめよう

また、1年生にとって〇(まる)を書いたり、まっすぐに線を引いたりするのはとても難しいです。私たちが利き手と逆の手で文字を書くイメージです。なので、はみ出したり、形が変だったりしても頑張って書いたね!とほめてあげてください。子供たちは褒められてやる気がたまっていきます! ここで、ほめ方のコツをお教えします。 褒めるのは、子供たちが取り組んだ過程、努力、進歩を褒めてあげてください!知能や才能ではありません。   (スタンフォード大学のキャロル・ドウェック教授がTEDxでお話ししている成長思考を参考にしています。)褒め方、励まし方私も参考にしています。お勧めです。 https://www.ted.com/talks/carol_dweck_the_power_of_believing_that_you_can_improve?language=ja   子供の学習する能力は固定しておらず、努力によって変えられるというものです。 アルファベットの練習をした子供へのほめ方の例です。 例えば、「ABC覚えるために10回も読んだんだ!すごい!!聞かせて!」 →聞いたら、「昨日よりもスラスラ読めてるね。練習の成果が出てるよ!!」 努力を褒められる→うれしい、やる気アップ→もっとがんばる→ほめられる→英語好き!私英語得意かも→頑張り続ける とプラスのループに入っていきます。こうなったら何も言わなくても学習しだします。 カシコク褒めて、カシコイ子に育ててあげましょう!!

アルファベットは名前と音がある?(フォニクスも一緒に・・)

ボランティアで英語を教えてくれているアメリカ人の先生は、はじめに 「アルファベットは名前と音の両方があって、これがわかっていれば単語を見たときに読めるようになりますよ!」 とフォニックスでABCを教えてくれました。なるほど!!私も子供の時に知りたかった!と思いました。 時間の余裕がある子供たちには丁寧に教えていきましょう。   前回もお勧めした動画ですがやっぱりお勧めです。 https://www.youtube.com/watch?v=_UR-l3QI2nE&index=2&list=PLdadSXW_qKknCJqAyl2h3cn2WSjoEGeMc&t=174s   フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。 フォニックスでは例えば「発音 /k/c, k, ck のどれかで書かれる」のように、ある発音がどの文字群と結び付いているかを学び、それらの文字の発音を組み合わせて知らない単語の正しい発音を組み立てる方法を学ぶことができる。(Wikipediaより)

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平山めぐみ

平山めぐみ

東京学芸大学を卒業後、都内の公立小学校に十数年間勤め、すべての学年を担任し低学年(6,7歳)で基礎的なことを身にけた児童は、成長とともに適切な指導で意欲的に学習に取り組み、対人関係も良好であることに関心を持ち、低学年への教育を専門として学び今に至る。

十数年の教員生活の中でも7年間は幼稚園から小学校に適応できない「小1プロブレム」が深刻な問題として取り上げられている最も大変で重要な1年生の学年主任を勤めている。また、特別支援の知識も深く、一人一人の個性を伸ばす指導を行うことに定評がある。

同じく幼児期の教育活動を薦めている、ニューロサイエンスに基づいた「Spread Happiness」の教育活動を日本の教育に取り組むことを計画し、イギリス在住の考案者のShonette Basonと日本をつないでの交流を実現する。

東京オリンピックの開催が決まり、英語教育の熱が盛り上がる中、現行の公立学校での英語教育に関心と少しの不安を抱く。
その間、小熊弥生式英語維新に出会い、日本人に理解しやすく、効率的な学習法だと感動。これを小学校に取り入れられないだろうかと「英語クラブ」を企画し2か月後には発足させる。2016年は参加募集後5日で90名の児童の申し込みが見られた。2017年も同じ募集をしたところ、100名を超える希望者が集まり、今年度は1年生のグループと、2,3年生のグループの二組に分け大人気のクラブとして活動している。

また、全校児童約450名へ英語に触れる時間を増やしたいと朝の英語タイム、英語朝会を企画、2017年4月より実施。現行の授業時間を削ることなく全校児童に毎日無理なく英語に触れさせる機会を作る。楽しく小学校に英語教育を取り入れ、バイリンガル小学生を育てていくことをゴールに日々活動しているカリスマ教師。

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