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幼児英語は耳がポイント…歌やゲームで英語好きにさせる方法

はじめに

学説的には幼児期は、右脳優先期であると言われます。歌やゲームを楽しんで繰り返して音を聴くことにより、脳に自然に言葉が刷り込まれるというのです。幼児期は、日本語を覚える時と同様、英語でも繰り返すことで耳から言葉を習得していきます。そういう意味で、6歳頃までに英語のリズムや発音などを聞きとり脳に刻む作業が大切になります。それには、歌とかゲームなどが効果的と言われますが、どうでしょうか。

なぜ幼児英語の吸収に歌がいいのか

歌や音楽は、英語発音によくないという意見もあります。その理由は、音曲を優先するため、言葉をメロディラインに変えなくてはならないから、発音が正確にはならないという説のようです。確かにごもっともな説です。確かに、英語には、言葉として、すでに音の高低とか強弱、さらに響きが含まれています。特に、英語はイントネーションが強く、リズムもありますから、そうした懸念は充分にあるはずです。

けれど、対象は幼児です。楽しく面白い対象でなければ、すぐ飽きてしまいます。筆者も、幼児英語の講師を体験していますが、やはり、そこにドラマティックな何かがないと子供達はあくびをし始めます。それに、幼児は現実世界に生きているとは限りません。幼児は、簡単に時空を越えて想像力の世界に飛べますし、幼児期にそうした創造的情操を鍛えておくことはマイナスにはならないはずです。

歌は、幼児の注意を引くための術であって、そこにゲームとかダンス、リズム体操などの様々な方法を提供することで、幼児たちの耳はより立体的に英語の発音を習得していくでしょう。もし、音曲では正確な発音が達成できにくいということならば、正確な単語の発音を2~3回繰りかえせばいいのではないでしょうか。多くの教材も、そういう仕立てになっています。

ダンス、ゲームなどの遊びの中で英語になじませよう!

手や足、また体を動かしながら英語を耳にすることで、英語が浸透しやすくなります。例えば、Hokey Pokey(ホーキー・ポーキー)という歌がありますが、これは手や足、体全体を使いダンスしながら、Inとか Outの動作を覚えさせます。1人ならばその場で、人数が多くなったら、大きな円を作ってみんなでダンスします。歌詞はこうです。

You put your right foot in.(右足を輪の中に入れる)You put your right foot out(右足を出す)You put your right foot in(再び右足を入れる)And you shake it all about (足をぶらぶらさせます)You do the Hokey-Pokey (両手をひらひら動かしながら1回転) And you turn yourself around That’s what it’s all about (両手で膝を2回叩き、2回拍手) こうして他の部位に置き換え進みます。こうしてleftfoot、right hand、left hand、backside、head、whole bodyという言葉を習得できます。

こうしてダンスとか全身を使うことで、英語のリズムと発音を遊びながら体得していける訳なのです。特に、幼児においては、こうした遊びとかゲームとかが一体になっていることが、英語になじむきっかけになります。他に「消しゴム落し」というゲームがあり、「Elazer、Elazer going round in round」(消しゴムは廻る、廻る)と歌いながら消しゴムを落とすのです。ハンカチ落しと同じです。それで、気付かなかった人が鬼になります。ここで、Elazerという言葉とgoing roundという言葉を覚えます。

英語の歌はマザーグースが基本

現在の英語教材の歌の中で、ほとんどがマザーグースから採用されています。まず、英語入門ソングに「ABCSong」があります。「London Blidge falling Down」も有名てすね。「Twinkle Twinkle Little Star」は、キラキラ星で小学校で習った歌です。「Twinkle, twinkle, little star,How I wonder what you are. Up above the world so high,Like a diamond in the sky.」が歌詞ですが、ここでは、「How I wonder what you are.」という表現が学べます。

「The FingerFamily」も初心者用に知られていますが、これは指遊びでDaddy Finger、MammyFinger等指のお父さん指、お母さん指、兄弟指、赤ちゃん指などの名前をおぼえるように作られています。「Old MacDonald Had a Farm」では、いろいろな動物が出てきます。dog、Sheep、Pig、cat等が出てきて、鳴き声と動物たちの名前が覚えられるよう作られています。

「If you happy」については「幸せならば、手を叩こう」という歌で、これも日本ではポピラーに普及していますね。「Wheels on the Bus」では、The wheels on the bus go round and round,Round and round, round and round.The wheels on the bus go round and round,All through the town.はこういう歌詞。バスが、町を通り抜けていく。グルグルと回りながら走っていく。二番はバスのワイパーがシュシュと拭いている。つまり、英語で韻を踏んでいるのです。

他のSimple Songも遊びと一緒に覚えさせよう!

マザーグースでない歌もあります。「One Little Finger」はこれは、point the headと頭を指差し、nose、chin、arm、leg、footと次々に指していくことで、体の名前を歌の中で覚えさせていくことになります。「Iam a little tea Pot」は、Iam little tea Pot short and spout.つまり「私は太って短いティーポットです。」と歌います。これにも自分がティーポットになったつもりで身振り手振りがつきます。ここで、short and spoutそして、二番はtoolと背の低い、高いという言葉を覚えるよう工夫されています。

「The Muffin Man」は、ユーチューブのビデオで使われています。買いに来たお客さんの注文どおりにマフィンを渡しを買い物のやり取りが楽しめます。「Ten Little Indians」は、中学校ですぐ習った数を数える歌。インディアンが次々と現れれ、10人までの数が容易に覚えられる歌となっています。

具体的なDVDやCDの教材で英語音に慣れよう!

英語の歌とダンス等を見てきました。幼児英語では、とにかく英語の音に耳をならすことです。それには、教材が必要ですが、いろいろな種類のCDやDVDなどが出されています。さらに、一緒に歌ったりダンスをしたりしているうちに、子共たちは、たくさんの英語音を吸収していくことになります。DVDを繰り返し見せたり、英語の歌を聞いたりするだけでも英語耳を鍛えられます。

YouTubeなども、たくさんの英語の歌が出ています。幼児の場合は、家で親子で一緒に繰り返して聞いたり楽しんだりしていくうちに、音が自然に入ってくるようになるのです。人気の幼児英語教材としては、ディズニーの英語システム{「Disney’s World of English」YouTube動画としては、「セサミストリートチャンネル」があります。

これはアメリカの英語番組ですが、子供も大人も楽しめる番組で様々な企画が楽しめますし、英語の歌もたくさん放送されています。

スマホやiPadのアプリの英語の歌もいい!

歌やダンスで幼児の英語番組を行っています。アルファベットを覚えるとか、歌やダンスを楽しむなど、年齢に合わせたアプリがたくさんあります。子供が楽しんでくれるか分かったら、有料のものを使うといいですね。アプリに「うたえほん英語版」のアプリで英語の歌やダンスを楽しむことができます。

インターネットのスカイプ英会話はどうでしょうか。外国人の先生とマンツーマンで話せるスカイプですが、幼児レベルではどうなのかということです。マンツーマンなので、話せる量も多いのは魅力的ですが、幼児の場合は、マンツーマンよりお友達がいたほうがいいかもしれません。料金的には月4回~6回で3000円ほどで通うよりお安いです。

インターナショナルスクールや英語教室へ通つて英語耳を育てる方法はどうか?

基本的に週1回程度でも、楽しいと感じているのだったら役立つかもしれません。将来、英語が好きになるかもしれません。ただ、友達とも遊べるような年齢になってからがいいでしょう。英語教室も、大手から個人教室までいろいろあります。まず、近場で一度、子供さんを体験教室に参加させてみましょう。

先生との相性もあるでしょうし、子供さんが楽しんで通えるかどうかが、一番大切なことです。インターナショナルスクールに通うという方法もあります。教師が外国人で、子供同士も一日中英語で過ごすので英語学習としては、効果も上がるでしょうし、言葉の吸収率もいいはずです。

ただ、余り年齢が低いと難しいかもしれません。そこまで無理すると、子供には負担にならないとも限りませんし、何のために英語耳にしたいのかといえば、他国の人とコミュニケーションの基礎能力をつけるということが動機でしょうから、そのあたりを押さえておくことは、大切です。どこまでも、無理のない動機付けが求められるところでしょう。 英語教育は幼児期がはじめ時

おわりに

幼児期は、繰り返して音を聴くことによって、脳に自然に言葉が刷り込まれるといわれます。英語を学ぶのに早すぎることはありません。アルファベットを覚えるとか、歌やダンスを楽しむなど、年齢に合わせたDVDやCDそしてアプリなど幼児英語を学べる機会はたくさんあります。歌やダンスなど、子供さんが楽しめる環境づくりが大事でしょう。幼児英語は、どこまでも楽しく続けることが基本です。

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