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海外移住を実現!マレーシアで働く

はじまに

最近では日本だけでなく海外での就職も一般的になりつつあります。また老後を海外で過ごすための海外移住者も増加しています。ここでは海外移住の中でもマレーシアに焦点を置き、海外移住のためにマレーシアで働くためには、についてご紹介します。

海外移住としてのマレーシア

海外移住先としてマレーシアが選ばれることが増えています。マレーシアは親日国家であり、日本から直行便で7時間ほどの常夏の国です。公用語はマレー語ですが、現地の学生たちは幼稚園の頃から英語を学んでいるので、現地新聞やテレビ番組も英語とマレー語が両方り英語が一般的に通じます。 しかしマレーシアの英語はなまりが強くマングリッシュと呼ばれ、初めての人には少し聞きとりにくさがあります。日本語を話せる人は現地には少ないですが、マレーシアは移民を受け入れるとても優しいお国柄で、マレー系と呼ばれるイスラム教の人々ヒンズー教やキリスト教を信仰するインド系、そして仏教徒の多い中国系の3民族が宗教や食べ物、習慣もそれぞれ違うながらも1つの国に暮らしています。 それと同時に近隣のアジア諸国からの出稼ぎの人々、そして石油産業が有名なことからヨーロッパの石油を扱う国からの駐在員、そして日本人と世界中の人々が集まりともに働き暮らしています。その為言語や民族が違っても伝えようとしてくれる優しい人も多く、仕事やセカンドホーム・プロジェクトとしてマレーシアに移住する人が増えているのです。

仕事の種類

マレーシアに駐在員として日本から派遣されるのではなく、海外移住として仕事をしながら住みたいという人にはマレーシアは適している国であると言えます。というのも観光国でもあり、セカンドホーム・ビザで移住している年配の日本人、そして日本からの駐在員という日本人が多く訪れる国であるため、現地採用枠でも日本人の求人が多いと言えます。 例えば日系企業の現地採用枠であるオフィス系の仕事、ホテルや日本食レストランの様なサービス業、そして日本語を学びたい学生が多いため日本語教師等が例として挙げられます。ビザも日本人スタッフの採用に際しては企業側の資本金等の決まりはありますが、比較的易しいのが特徴です。一応日本人で専門学校卒業レベル、27歳以上がビザ発行の対象となっていますが、この27歳という年齢も例外としてそれ以下でもビザが発行されることが多々あります。

現地語と英語

マレーシアで働くにあたり、気になるのが言語面です。マレー語はインドネシア語とほとんど同じで、文法も比較的簡単であるため学びやすいですが、あまりなじみのある言語ではありません。しかし前述のとおりマレーシアでは多くの人が英語を話しますので、観光地や首都等では英語だけしか話せなくても問題はありません。 田舎の方へ行くとマレー語しか通じないこともありますが、仕事では英語が当たり前に使われています。日本語教師の様な仕事だとほとんどすべてを日本語で教えるために、長年マレーシアで日本語教師をやっているけれど英語は話せないという人もいらっしゃいます。 マレーシアで求められる日本人の仕事は日本語教師の様な日本語を教える仕事以外であれば、日本語しか話せない日本人のお客様と現地人の間に立つことですので、英語の読み書き、話すができるレベルであれば問題ない場合が多いと言えます。その会社ごとに求められる言語レベルが違いますが、TOEIC何点以上というよりも面接での会話で英会話レベルで測定される場合が多いと言えます。

給料と物価

日本人がマネージャーレベルで仕事をする場合は、RM5000以上というのが目安とされています。しかしこれにはそれ相応の価値の現物支給も含まれますので、実際の手取りはRM3000で残りRM2000は会社が支給する居住先の家賃として支払っているものとする、という契約でも問題ないということです。 1RM(リンギット・マレーシア。通称リンギット)は大体30円前後ですので、RM5000ということは日本円で15万円程度という計算になります。仕事や立場によって給料はもっと高い場合もありますし、出来高制の場合もあります。現地の生活であれば比較的居住費も安く、タクシーや食事等日本や隣のシンガポール等に比べてもすべてが安い為生活しやすいと言えます。

マレーシアの宗教と就労

前述のとおり、マレーシアは様々な国籍の人と同時に民族が働いています。その為それぞれの民族が自らのお祭りや信仰する宗教等に合わせて生活しています。例えば日本では大きな休日といえばお正月、そしてゴールデンウイークといった長期休暇が挙げられます。サービス業以外の方は一般的に同時に休みになります。 しかしマレーシアには大きな祝日が3回あり、マレー系のお祭りであるハリラヤ、インド系のお祭りであるディパバリ、そして中華系のお祭りである旧正月とそれぞれの民族が自分の民族のお祭りの時期に合わせて休みを取得するのが当たり前です。 そのお祭りの前には、そのお祭りに該当する民族だけ給料を給料日よりも早くもらう手続きができるという習慣もあります。またマレー系のイスラム教の人々は毎週金曜日には長い昼休みを取りお祈りに行く、また1日5回お祈りをする必要があるため仕事中もお祈りに行くなど、宗教や民族が大きく仕事や働き方に関わっています。日本人スタッフを含め自分の宗教や民族がそのお祭りやお祈りに関係なければ相手の都合に合わせる、理解をする、その分をカバーして働く等お互い様という精神での仕事も必要です。

医療保険

                        マレーシアには日本の様な健康保険がありません。その為基本的には100%個人負担となります。しかし会社との契約の際に会社がスタッフの医療費を100%負担するといった契約も多いのです。その場合はパネルクリニック(日本の様に、内科、皮膚科と別れておらず、基本的にはかかりつけのクリニックに行きます)と言って会社が提携しているクリニックに行けば、会社にその費用を請求してくれるという制度です。 クリニックに行く前に会社から証明書をもらいそれを会社に提出する必要がある場合が多いので、契約時に確認してください。またマレーシアには病欠=メディカル・リーブという制度があります。これは体調が悪くお医者様に見てもらった時に、今日は休みなさいというお医者様からの証明書のことです。このメディカル・リーブ証明書をもらえば働けなかった日の給料が天引きされたり有給消化として補てんすることなく1日病欠として休むことができるというものです。

マレーシアで働くメリット・デメリット

マレーシア人は移民を受け入れることが珍しくないため、日本人だからと差別されたり英語が話せないからと全く生活できない環境ではありません。日本の伊勢丹などのデパートもあるので日本食も手に入りやすく、日本人シェフが作る日本食レストランも多いのでとても住みやすい国です。しかし働くということになると、やはり忍耐強さが必要です。 おっとりとマイペースな人や自分と人の仕事を線引きしている人が多いので、日本の様に他人の仕事を手伝う、残業して仕事を終わらせる、休日出勤する等の日本では当たり前だと思うこともマレーシアでは当たり前とはいきません。間違っていなくても謝ることは、謝罪=自分の非を認めるということになり、思わぬことで自分の非となることもあります。マレーシアに移住するということは、現地の方法に従うことです。日本では当たり前だからと思わずに最初は勉強期間だと思い忍耐強くいることが大切であると言えます。特にありません。

おわりに

いかがでしたか。海外移住としてのマレーシアとそこで働くことについてご理解いただけたでしょうか。親日家であるマレーシアでの仕事や生活は有意義になることでしょう。しかしそのためには多少の忍耐強さや自分とは違う人への理解が大切であると言えます。是非参考にしてみてください。

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